FOMCで利上げ姿勢が維持された事からドルは買われ114円台

[概況]

NY市場で発表された新規失業保険申請件数は予想より若干増えたが為替には影響薄で、NY株式市場が反落で始まったあとダウが上昇に転じた事や対ユーロでの上昇に対円でも買われた事で、ドルはそれまでの高値を上抜く上昇となった。

そして終盤に開催されたFOMCで、「更なる漸進的な引き上げを想定」とこれまで通りの利上げ姿勢を維持した声明にドルは10月5日以来となる114円台に乗せた。

そして引け間際に当日高値114.100円まで上昇し、最後も前日比+41.5銭高の114.005円と114円台を維持して引けた。

一方対ドルで売られたユーロやポンドは対円でも売られて値下がりし、豪ドル(+13.5銭)以外の主要通貨は値下がりして引けるなど、マチマチな動きとなった。

トランプ大統領の批判にも拘わらず、好調な米経済を背景としたFRBの利上げ姿勢は変わらない様で、ドル高の流れは続いている
と見られる。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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