日銀は1日、9月の全国企業短期経済観測調査(短観)を発表した。企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は大企業・製造業がプラス19と、前回6月調査のプラス21から悪化した。悪化は3四半期連続。
業況判断DIは景況感が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を引いた値。9月の大企業・製造業DIは、QUICKがまとめた市場予想の中央値であるプラス21を下回った。
3カ月後の先行きについては、大企業・製造業がプラス19と横ばいの見通し。市場予想の中央値はプラス20だった。
