９日の日経平均は、大幅続落。
5月31日以来、約２カ月ぶりの安値をつけてきた．
北朝鮮情勢を嫌気してダウ平均が11日ぶりに反落した。
75日移動平均線（1万9874円51銭＝９日）を大きく割り込んだ。
明日（10日）の東京株式市場は、北朝鮮を巡る地政学リスクが再燃しているなかでの３連休やお盆休みを前に、市場参加者によるリスク回避のための持ち高整理の売りが予想される。
日経平均株価は続落基調となりそうだ。また、外国為替市場でさらなる円高・ドル安が進行した場合、全体相場の下げ幅が広がる可能性もある。
ただ、来週以降は決算が一巡し、テーマ株などにも資金が向かう展開も想定されることから、そろそろ押し目を拾うに良いタイミングと考える。
■上値・下値テクニカル・ポイント(9日現在)
20298.60 ボリンジャー:＋2σ(13週)
20297.30 ボリンジャー:＋3σ(25日)
20230.41 新値三本足陽転値
20206.83 ボリンジャー:＋2σ(25日)
20125.30 ボリンジャー:＋1σ(13週)
20116.36 ボリンジャー:＋1σ(25日)
20070.51 ボリンジャー:＋1σ(26週)
20025.88 25日移動平均線
20025.34 均衡表雲上限(日足)
19989.17 均衡表転換線(週足)
19975.37 6日移動平均線
19952.01 13週移動平均線
19935.41 ボリンジャー:-1σ(25日)
19930.55 均衡表基準線(日足)
19886.98 均衡表転換線(日足)
19874.51 75日移動平均線
19844.94 ボリンジャー:-2σ(25日)
19778.71 ボリンジャー:-1σ(13週)
19754.47 ボリンジャー:-3σ(25日)
19738.71 ★日経平均株価9日終値
19605.41 ボリンジャー:-2σ(13週)
19569.57 26週移動平均線
19432.12 ボリンジャー:-3σ(13週)
19322.72 均衡表雲下限(日足)
19271.40 均衡表基準線(週足)
19173.72 200日移動平均線
19068.62 ボリンジャー:-1σ(26週)
18567.68 ボリンジャー:-2σ(26週)
18498.24 均衡表雲上限(週足)
18066.73 ボリンジャー:-3σ(26週)
17239.71 均衡表雲下限(週足)
テクニカルでは、日経平均は26週線（19569円、9日時点、以下同じ）、TOPIXは13週線（1606p）が当面の下値のメドとなる。
TOPIXのチャートはまだ崩れてはいないが、日経平均は25日線近辺のもみ合いを下に放れ、一目均衡表でも雲上限近辺で推移していたところから、完全に雲の中に入り込んだ。
6月20日の高値20318円をなかなか抜けずにチャートが一段と悪化しており、19500円どころは踏みとどまってほしい水準。
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