8月1日の東京株式市場は、軟調なスタートとなりそう。

外部要因からは新たな買い材料は乏しい。
月替わりで需給面に変化が出てくる期待はあるが、国内は3日の内閣改造、米国は週末の雇用統計と材料待ちでもあり、動きづらい地合いが想定される。
日経平均株価の予想レンジは、1万9800円-2万円を想定する。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の前半と円高に振れている。
円高一服傾向が強まれば、一段と買い安心感が強まりやすく、引き続き動向に注目しておきたい。下値では日銀によるETF(上場投資信託)買いが見込まれるものの、対ドルでの円高を警戒し、売り圧力が強まる場面も想定される。
シカゴ日経平均先物円建て清算値は、31日の大阪取引所終値比15円安の1万9925円だった。
 
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1000万株、買い750万株で、差し引き250万株の売り越し。売り越しは4営業日連続。金額は買い越し。
売りセクターに、食品、不動産、サービス、情報通信、電機、薬品、銀行など。買いセクターに、電機、薬品、小売、化学など。
 
【好材料銘柄】
■保土谷化学工業 <4112>
4-6月期(1Q)経常は224倍増益・通期計画を超過。
 
■東海カーボン <5301>
今期経常を24%上方修正、配当も4円増額。
 
■ショーワ <7274>
今期税引き前を13%上方修正。
 
■SHO-BI <7819>
中国最大の通販サイト「天猫国際(Tmall Global)」で、アリババグループ傘下の阿里健康を通じ、日本メーカーとして初めてコスメコンタクトの越境EC販売を開始。
 
■アピックヤマダ <6300>
前期経常が上振れ着地・今期は2.3倍増益へ。
 
■LCホールディングス <8938>
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過。
 
■ソーシャルワイヤー <3929>
4-6月期(1Q)経常は2.3倍増益で着地。
 
【主な経済指標・スケジュール】
1(火)
【国内】
7月自動車販売台数(14:00)
東芝(6502)が東証1部から2部に指定替え
10年国債入札
《決算発表》
帝人、東ソー、科研薬、中国塗、ニチレイ、三菱ケミHD、いなげや、東邦銀、相鉄HD、京王、寿スピリッツ、アウトソシング、ティーガイア、住友化、宇部興、参天薬、みらかHD、キッセイ薬、大塚商、ノエビアHD、JFEHD、FCM、住友電、長府製、日精工、イーグル、GSユアサ、ソニー、ローム、NOK、ホンダ、日ユニシス、デサント、東邦HD、群馬銀、武蔵銀、中京銀、KDDI、カゴメ、東京エネシス、東急不HD、EPS、サンリオ、三菱UFJ、コカコーラBJI、タカラスタン、旭硝子、ヤマハ
 
【海外】
中国財新7月製造業PMI(10:45)
豪州準備銀行理事会
ユーロ圏4-6月期GDP(18:00)
米6月個人所得(21:30)
米6月個人支出(21:30)
米7月ISM製造業景況指数(23:00)
米6月建設支出(23:00)
《米決算発表》
ファイザー、スプリント、アップル、エマソン・エレクトリック、ゼロックス、アンダーアーマー、CMEグループ、インサイト、モザイク、カミンズ、エコラボ、デボン・エナジー
休場:スイス

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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