7日の東京株式市場は反発後、2万円を挟んだもみ合いとなりそう。

日経平均株価の予想レンジは、1万9950円-2万100円を想定する。
米雇用統計を受けた市場反応から始まるが、円相場は若干円安に振れた程度である。
雇用統計の反応も限られたものになりそうだ。全般的には模様眺めムードが強まろう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の後半(前週末4日終値110円08-09銭)と円安に振れている。
対ドルで円高への動きが一服し、輸出関連銘柄を見直す動きが出そうだ。ただ、直近で日経平均株価は2万円よりも上の水準では値動きが重く、戻り待ちの売りを消化できるかが、ポイントになりそう。
シカゴ日経平均先物円建て清算値は、4日の大阪取引所終値比75円高の2万25円だった。
 
シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
20025 ( +75 )
シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
20045 ( +95 )
( )は大阪取引所終値比
 
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り340万株、買い470万株で、差し引き130万株の買い越し。買い越しは4営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、化学、陸運、電機、サービス、薬品など。買いセクターに、建設、石油、サービス、不動産、薬品、精密など。
 
 
【好材料銘柄】
■THEグローバル社 <3271>
今期経常は82%増で6期ぶり最高益、8円増配へ。
 
■フージャースホールディングス <3284>
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
 
■日精樹脂工業 <6293>
4-6月期(1Q)経常は6.8倍増益で着地、今期配当を5円増額修正。
 
■安永 <7271>
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過。
 
■GSIクレオス <8101>
4-6月期(1Q)経常は6.5倍増益で着地。
 
■田辺工業 <1828>
株主優待制度を新設。毎年9月末と3月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、それぞれクオカード500円分を贈呈する。4-6月期(1Q)経常は35%増益で着地。
 
■ヒラノテクシード <6245>
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
 
■テクノスマート <6246>
4-6月期(1Q)経常は9.1倍増益で着地。
 
■santec <6777>
上期経常を47%上方修正。
 
■フルッタフルッタ <2586>
創立15周年記念株主優待を実施。17年9月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、5000円相当の自社商品詰め合わせを贈呈する。
 
【主な経済指標・スケジュール】
7(月)
【国内】
6月景気動向指数(14:00)
《決算発表》
デンカ、鹿島、LIXILビ、東洋紡、東レ、住友ベ、LIXILG、パイオラックス、リンテック、バローHD、大成建、伊藤米久、不二製油、古河機、日東工器、能美防、ホシザキ、マルハニチロ、五洋建、高砂熱、サントリーBF、Jオイル、ユーグレナ、プレサンス、ザ・パック、あすか薬、東和薬品、洋インキHD、楽天、日製鋼、東邦鉛、ユニプレス、三浦工、SANKYO、大和冷、ワコム、エレコム、パイオニア、山一電、ホトニクス、太陽誘電、めぶきFG、西日本FH、日信工業、第一興商、島津製、大建工、日写印、大分銀、愛知銀、東建物、京阪HD、名鉄、日新、ジャストシステ、日機装、レーザーテク、ユー・エス・エス、ニチアス、新東工、ユニバーサル、アニコムHD、ソフトバンクG
 
【海外】
米6月消費者信用残高(8/8 4:00)
《米決算発表》
タイソン・フーズ、CBS、マリオット・インターナショナル、マイケル・コース・ホールディングス
休場:カナダ

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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