7日の日経平均は4日ぶりに反発。

終値は前日比38円55銭高の1万9396円52銭だった
米国の債務上限引き上げ問題に前進が見られたことで買い戻しが入ったが、北朝鮮など外部要因が相変わらず不透明で終盤は上げ幅を縮めてしまった。
 
明日(8日)の東京株式市場は、9日の北朝鮮の建国記念日を目前にして地政学リスクが高まるなか、投資家が持ち高を減らす姿勢を強めることになりそうだ。日経平均株価は軟調な推移が予想される。
 
市場関係者からは「9日の建国記念日に北朝鮮が、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射するなどの挑発行動に出る可能性は十分ある。もし、そうなった場合には来週明けに株安、円高が加速する懸念もあり、リスク回避に伴う手仕舞い売りの動きが顕在化しそうだ」との見方が出ていた。
 
東証主体別売買動向・8月第5週、外国人は613億円と6週連続売り越し
 
東京証券取引所が7日発表した8月第5週(8月28日~9月1日)の投資部門別売買動向(東京・名古屋2市場、1、2部など)は、海外投資家が613億5979万円と6週連続の売り越しとなった。
前週は1529億459万円の売り越しだった。個人投資家は860億8729万円と4週ぶりの売り越しだった。信託銀行は87億5437万円と4週連続の買い越し。事業法人は173億4714万円と9週連続の買い越しとなった。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(7日現在)
20044.75  ボリンジャー:+2σ(25日)
19944.12  均衡表雲下限(日足)
19869.85  75日移動平均線
19839.23  13週移動平均線
19822.73  ボリンジャー:+1σ(25日)
19727.78  均衡表転換線(週足)
19691.47  新値三本足陽転値
19684.20  均衡表基準線(日足)
19600.72  25日移動平均線
19586.33  ボリンジャー:-1σ(13週)
19585.34  26週移動平均線
19497.71  6日移動平均線
19495.32  均衡表転換線(日足)
19396.83  200日移動平均線
 
19396.52  ★日経平均株価7日終値
 
19378.70  ボリンジャー:-1σ(25日)
19333.44  ボリンジャー:-2σ(13週)
19271.40  均衡表基準線(週足)
19156.69  ボリンジャー:-2σ(25日)
19090.05  ボリンジャー:-1σ(26週)
19080.54  ボリンジャー:-3σ(13週)
18934.67  ボリンジャー:-3σ(25日)
18594.76  ボリンジャー:-2σ(26週)
 
 
明日の【信用規制・解除】
(7日大引け後 発表分)
■インフォテリ <3853> [東証M]
東証が8日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
 
■日理化 <4406>
東証が8日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。

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