5日の日経平均株価は、小幅ながらも4日続伸。
終値は前日比1円高の2万628円で3日続けて年初来高値を更新した。
米国株高を受けて買い先行から失速しながらも、下げ渋って終値ではプラスを確保した。
明日(6日)の東京株式市場は、米9月の雇用統計の発表を前にしての3連休控えとあって、持ち高調整の売りが予想され、日経平均株価は軟調な推移となりそうだ。
今回の米雇用統計は、米南部を襲ったハリケーンの一過性の影響が、市場にどう受け止められるか判断が難しいとの見方が出ている。国内に関しては、3連休中に総選挙を巡る情勢が変化することも予想され、利益確定の動きが顕在化しそうだ。
連休明けの10日は北朝鮮の朝鮮労働党創建記念日と衆議院選の公示日が重なるなど、相場のかく乱材料が目白押し。
■上値・下値テクニカル・ポイント(5日現在)
21045.30 ボリンジャー:+3σ(13週)
20889.96 ボリンジャー:+2σ(25日)
20763.89 ボリンジャー:+2σ(26週)
20669.70 ボリンジャー:+2σ(13週)
20628.56 ★日経平均株価5日終値
20498.24 6日移動平均線
20453.07 ボリンジャー:+1σ(25日)
20451.37 均衡表転換線(日足)
20400.78 新値三本足陰転値
20294.11 ボリンジャー:+1σ(13週)
20265.21 ボリンジャー:+1σ(26週)
20016.17 25日移動平均線
19964.30 均衡表基準線(日足)
19964.30 均衡表転換線(週足)
19943.65 75日移動平均線
19918.51 13週移動平均線
19799.07 均衡表雲上限(日足)
19766.54 26週移動平均線
19579.28 ボリンジャー:-1σ(25日)
19574.44 均衡表雲下限(日足)
19557.53 200日移動平均線
19542.91 ボリンジャー:-1σ(13週)
19456.88 均衡表基準線(週足)
■東証主体別売買動向・9月第4週、外国人は2017億円と10週ぶり買い越し
東京証券取引所が5日発表した9月第4週(9月25~29日)の投資部門別売買動向(東京・名古屋2市場、1、2部など)は、海外投資家が2017億9097万円と10週ぶりの買い越しとなった。前週は611億1643万円の売り越しだった。
個人投資家歯2326億3273万円と3週連続の売り越しだった。信託銀行は206億5772万円と3週連続の売り越し。事業法人は943億6040万円と2週連続の売り越しとなった。
【NEWS】鳥貴族の9月度既存店売上高は4カ月ぶりに前年上回る
鳥貴族<3193>がこの日の取引終了後、9月度の月次報告を発表しており、既存店売上高は前年同月比1.9%増と4カ月ぶりに前年実績を上回った。
客単価は同1.4%減とマイナスが続いているものの、客数は同3.4%増と前月(1.5%増)を上回っており、これが売り上げの伸びを牽引した。
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