【寄り付き概況】
22日午前の日経平均株価は、前営業日比23円58銭高の2万3025円95銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、0.34ポイント安の1813.41で始まった。
堅調な地合いが続くなか、きのう21日に2万3000円を突破したことで、先高期待感から、買いが先行したようだ。
また、前日のNYダウが300ドル近い急上昇となり、足もとリスクオンの流れが強まっている。米中貿易摩擦の問題については、両国お互いが歩み寄る姿勢をみせていることから懸念が和らいでおり、東京株式市場でも主力株中心に買いが入りやすい環境にある。
外国為替市場では1ドル=110円90銭台の推移と足もとはドル買いの動きに一服感はあるものの、円安水準にあることで企業収益への追い風が意識されている。
一方、騰落レシオなどテクニカル指標面では過熱感もあり、利益確定売り圧力も意識され目先上値は重いとの見方も強い。
寄り付き時点で業種別では33業種中、11業種が高く、値上がり上位に石油、機械、電気機器など。値下がりで目立つのは鉱業、保険、その他金融など。
個別では、三菱UFJが売られ、東京海上は続落。NTT、第一三共が値を下げ、任天堂、東電力HDソニーが、SUMCO、東海カはさえない。トヨタは小幅安。
半面、ファーストリテ、ソフトバンクG、マネックスGが値を上げ、武田は堅調。ティアック、日東電工、ファナック、東エレク、安川電はしっかり。コマツは9営業日続伸している。
225先物は、メリル・三菱・アムロ・みずほ・クレディ・UBSが買い越し。
野村・GS・ドイツ・シティ・バークレイズ・SBIが売り越し。
TOPIX先物は、バークレイズ・シティ・ソジェン・JP・ドイツが買い越し。
GS・大和・メリル・日興・みずほ・三菱が売り越し
テクニカル的には、L&M(2170)、SBS(2384)、JPHD(2749)、キリン堂(3194)、エコナック(3521)、共和レ(3553)、eBASE(3584)、モバファク(3912)、ソルクシーズ(3284)、花王(4452)、フルキャスト(4848)、M&Aキャピ(6080)、日機装(6376)、日トムソン(6480)、チノー(6850)、小糸製(7276)、オーバル(7727)、フジシール(7864)、紙パ商(8032)、マネパ(8732)、CEC(9692)、CSP(9740)、富士ソフト(9749)が動兆。
