3日続落スタート、米国株の大幅続落受け

【寄り付き概況】

8日の日経平均株価は、前日比295円68銭安の2万1628円04銭と大幅に3日続落してスタート。
 
前日のNYダウが470ドル強の下落、ナスダック総合指数も160ポイント近い下げをみせるなど波乱展開となり、
東京株式市場でも買い手控え感が一段と高まっている。
中国への制裁関税引き上げを表明したことで、米中摩擦懸念が再び強く意識されており、リスク回避の売りが加速している。
7日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、7日の大阪取引所終値比290円安の2万1650円だった。

外国為替市場でも1ドル=110円20銭前後まで円高が進行、これも輸出主力株中心に逆風材料となっている状況だ。
ただ、日経平均は前日に300円を超える下げをみせているだけに売り一巡後は、突っ込み警戒感からの買い戻しや押し目買いに下げ渋る可能性もある。
 
寄り付き時点で業種別では33業種全面安で、値下がりで特に目立つのは海運、鉄鋼、精密機器、非鉄、電気機器など。
 
 
個別では、ソフトバンクGが下押し、ファーストリテは大幅安で、任天堂もさえない。ファナック、キーエンス、安川電が下落し、ソニーは小甘く、コマツが値を下げている。トヨタ、ホンダは弱含みとなり、ヤマハ発が売り注文を浴びている。JTは軟調。
半面、ZOZOが値を上げ、リクルートHD、JR東海、カプコンが堅調となっている。

225先物はアムロ・ソジェン・三菱・楽天・野村・SBIが買い越し。
クレディ・モルスタ・みずほ・ドイツ・メリル・パリバ・GSが売り越し。
TOPIX先物はシティ・パリバ・メリル・みずほ・JP・ソジェンが買い越し。
クレディ・ドイツ・GS・日興・アムロ・モルスタが売り越し。
 
テクニカル的には、日本アクア(1429)、森乳(2264)、イーブック(3658)、システム情報(3677)、DIT(3916)、太陽日酸(4091)、インフォコム(4348)、花王(4452)、JCRファーマ(4552)、第一三共(4568)、ペプチド(4587)、フューチャー(4722)、ITFOR(4743)、ISID(4812)、インテリW(4847)、ミルボン(4919)、ノエビア(4928)、東京鉄(5445)、インソース(6200)、日立(6501)、オーケストラ(6533)、グリーンズ(6547)、QBネット(6571)、ホーチキ(6745)、日ライフL(7575)、日本MDM(7600)、SHOEI(7839)、Gウィン(8111)、JR西(9021)、丸和運輸(9090)、アイドマ(9466)、DTS(9682)、スズケン(9987)が動兆。

 

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