3日続伸スタート、NYダウ上昇と円安などで買い先行

【寄り付き概況】

5日の日経平均株価は、前日比18円19銭高の2万1743円14銭と小幅に3日続伸してスタート。
 
前日の米国株市場では米中貿易協議で合意が近いとの思惑が後押しする形でNYダウが続伸、約半年ぶりの高値圏に浮上したことを受け、東京株式市場でも主力株中心にリスクを取る動きが継続している。
為替がやや円安方向に振れていることもプラス材料。
東京外国為替市場は、1ドル=111円台の半ば(4日終値は1ドル=111円36-37銭)、1ユーロ=125円台の前半(同125円17-21銭)で取引されている。
 
ただ、日経平均2万1800円近辺は戻り売り圧力も強く上値の重さも意識される。日本時間今晩に発表される米3月の雇用統計の結果を前に積極的なポジションは取りづらいタイミングにあり、一方通行の上昇は見込みにくい。
 
総務省が取引開始前に発表した2月消費動向指数は、実質で前年同月比1.7%上昇したが、市場予想平均の同1.9%増には届かなかった。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、22業種が高く、値上がり上位に鉱業、紙パルプ、電力ガス、繊維、その他製品など。
 
個別では、任天堂が買われ、ソニーも上伸。トヨタ、東エレク、三菱UFJ、三井住友、第一生命は堅調。ZOZOが買われ、楽天も値上がりしている。
 
半面、キーエンスが甘く、ホンダ、スズキは弱含み。7&iHDが大幅安となり、JT、武田もさえない。
 
 
225先物は、アムロ・GS・クレディ・SBI・モルスタ・ソジェンが買い越し。
メリル・パリバ・三菱・JPが売り越し。
TOPIX先物はモルスタ・JP・日興・GS・SBIが買い越し。
バークレイズ・野村・パリバ・三菱が売り越し。
 
テクニカル的には、東建コーポ(1766)、アルコニックス(3036)、帝人(3401)、小松マテーレ(3580)、大日精(4116)、JSR(4185)、応化工(4186)、積水化(4204)、タキロンシーアイ(4215)、日立化成(4217)、ミライアル(4238)、日本コン(5269)、ガイシ(5333)、東京綱(5981)、アマダ(6113)、DMG森(6141)、豊和工(6203)、マルマエ(6264)、コマツ(6301)、ローツェ(6323)、新東工(6339)、明電舎(6508)、QB(6571)、サンケン(6707)、ローム(6963)、日東電(6988)、日ケミコン(6997)、NOK(7240)、小糸製(7276)、豊田合(7282)、ヨロズ(7294)、TSテック(7313)、佐鳥電(7420)、東京精密(7729)、キャノン(7751)、グローブライ(7990)、ビジョン(9416)が動兆。
 

 

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