3日続伸スタート、欧米株高などで買い先行

【寄り付き概況】

2日の日経平均株価は、前日比235円61銭高の2万1744円64銭と大幅に3日続伸してスタート。
前日のNYダウが約330ドル高と値を飛ばしており、これを受けて東京株式市場でも主力株中心に広範囲に買いが流入している。
中国景気減速に対する思惑も3月のPMIなどの経済指標を受けて懸念が後退している。
米国のISM製造業景況感指数など、直近発表された米国の経済指標も市場コンセンサスを上回っており、米長期金利が上昇するなどが支援材料となったようだ。
新年度入りで国内機関投資家の買いも見込まれ、もとの日経平均は上値を試す展開が想定される。
 
業種別では、水産・農林業、陸運業、電気ガス業を除き、海運業、非鉄金属、銀行業、機械、鉄鋼などを筆頭にほぼ全業種がプラスで推移している。
 
個別では、三井住友、三菱UFJが買い気配でスタートした。ソフトバンクG、ファーストリテが買われ、第一三共、資生堂が小高く、キリンHDは強含み。日本製鉄が小幅に続伸し、住友鉱が買われ、郵船は堅調。東エレク、SUMCO、トヨタが値を上げている。
 
半面、楽天が続落し、任天堂は小反落。花王は甘い。KDDI、NTTがさえず、OLCは軟調。JR東海は売られている。
 
 
225先物は、野村・GS・ソジェン・クレディ・みずほが買い越し。
アムロ・パリバ・三菱・UBS・ドイツ・バークレイズ・楽天が売り越し。
TOPIX先物はメリル・三菱・モルスタ・GS・JP・日興が買い越し。
ソジェン・野村・ドイツ・パリバ・シティが売り越し。
 
テクニカル的には、石油資源(1662)、コムシス(1721)、大林(1802)、大和ハウス(1925)、大気社(1979)、デジア(2326)、不二油(2607)、日清紡(3105)、サムティ(3244)、TIS(3626)、アカツキ(3932)、チェンジ(3962)、東ソー(4042)、日ペ(4612)、中国塗(4617)、コニカ(4902)、クミアイ(4996)、日製鋼(5631)、住友鉱(5713)、LIXIL(5938)、KeePer(6036)、シグマクシス(6088)、荏原(6361)、日機装(6376)、ブラザー(6448)、マックス(6454)、ツバキナカ(6464)、不二越(6474)、三菱電(6503)、RPA(6572)、エプソン(6724)、アクセル(6730)、アドバンテスト(6857)、ニチコン(6996)、ネットワン(7518)、壱番屋(7630)、マニー(7730)、ウェーブロック(7940)、Eギャラ(8771)、相鉄(9003)、京急(9006)、アイン(9627)、SCSK(9719)、メイテック(9744)が動兆。
 

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