日経平均株価の予想レンジは、2万-2万200円を想定する。
2日のNYダウが6日連続で史上最高値を更新し、初の2万2000ドル台に乗せたこともあり、朝方は堅調なスタートとなりそう。
ただ、アップルの好決算は昨日の東京市場で織り込んでおり、買い材料とはなりづらい。また、指数を押し上げるだけの材料に乏しいうえ、戻り待ちの売りも控えているとみられ、上値は限定的なものに留まる可能性もある。
上値の重さが意識される展開になると考えるが、2万円近辺で底堅い地合いが続くと予想する
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の後半と小動き。
シカゴ日経平均先物円建て清算値は、2日の大阪取引所終値比10円安の2万60円だった。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り550万株、買い750万株で、差し引き200万株の買い越し。買い越しは2営業日連続。金額は売り越し。
売りセクターに、サービス、電機、機械、自動車、化学、食品、紙パ、陸運、銀行など。買いセクターに、薬品、商社、機械、電機、化学、建設、石油、その他製品、サービスなど。
【好材料銘柄】
■大阪工機 <3173>
4-6月期(1Q)経常は3.1倍増益で着地。
■イソライト工業 <5358>
4-6月期(1Q)経常は53%増益で着地。
■タツモ <6266>
上期経常を一転50%増益に上方修正・13期ぶり最高益更新へ。
■UEX <9888>
4-6月期(1Q)経常は85倍増益で着地。
■アドウェイズ <2489>
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
【主な経済指標・スケジュール】
3(木)
【国内】
10年物価連動国債入札
《決算発表》
沖縄銀、旭化成、ADEKA、トピー、住友商、琉球銀、日立キャピ三井物、日本紙、ヨネックス、三菱Uリース、日管財、昭和産、カルビー、サッポロHD、アサヒ、キリンHD、グンゼ、日東紡、グリー、日触媒、応化工、ダイセル、ツムラ、テルモ、ヘリオス、CTC、ライオン、長谷川香、ディスコ、三井海洋、クボタ、JUKI、DACHD、ホシデン、アズビル、日ケミコン、日タングス、近畿車、コンコルディア、極東開、スズキ、ワークマン、ニコン、エフピコ、Gウイン千葉銀、紀陽銀行、三井不、NTT都市、西武HD、阪急阪神、TBSHD、NTTデータ、西尾レント、トーカイ、船総研HD、ベネッセHD、テレ東HD、ASB機械、セガサミーHD、レック、長瀬産、武蔵精密、ユニゾHD、SUBARU、西鉄
【海外】
英国金融政策発表
米6月製造業受注(23:00)
米7月ISM非製造業景況指数(23:00)
《米決算発表》
ケロッグ、シマンテック、ノーブル・エナジー、チェサピーク・エナジー、エトナ、デューク・エナジー、モンスター・ビバレッジ、バイアコム、アライアント・エナジー、マイクロチップ・テクノロジー、モトローラ・ソリューションズ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
