[概況]
5日欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は上値の重い推移となった。本日22:30に11月米雇用統計の発表を控えているが、11月ADP雇用統計(予想:14万人、結果:6.7万人)をはじめとして、今週発表された米経済指標は市場予想を下回るものばかりであったため、警戒感が強まっているようだ。
米ドル円は、欧州時間序盤に本日高値である109.00円を示現すると以降は断続的に水準を落とし、一時108.65円へと本日安値を更新する展開。5日・20日移動平均線がデッドクロスを完成させており、テクニカル的にも地合いは悪化傾向にあるといえる。
今月の安値は4日に示現した108.425円だが、11月1日に示現した安値107.88円までは視野に入れておきたい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
