【後場寄り付き概況】
30日午後の後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比156円49銭安の2万2556円26銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、6.74ポイント安の1769.02で始まった。
日銀の金融政策決定会合など重要イベントを前に買いを控える投資家が多く、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに軟調となっている。
外国為替市場では、1ドル=111円10銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は、総じて軟調。
日経平均は5日線を挟んでのこう着が続いており、金融政策決定会合の結果待ちとなっている。長期金利が上昇傾向をみせ、銀行株が買われるなど、市場は金融緩和政策の修正を織り込む格好から先回り的なポジション調整みせているようである。
個別では、ソフトバンクG、ファーストリテが安い。エーザイの下げがきつく、資生堂、JT、7&iHDは売られている。リクルートHD、関西電は反落。JXTGが値を下げ、日揮は甘い。信越化、コマツ、任天堂も下落している。
半面、トヨタが堅調で、ブリヂストンは上伸。東エレクが締まり、アルプスは買われている。新日鉄住は小幅高。三菱UFJ、三井住友が値を上げ、NTTは続伸している。
