[概況]
28日欧州時間の外国為替市場は、各通貨でまちまちな値動きとなっている。
米ドル円は111.200円付近で、この他、クロス円通貨ペアでは豪ドル円が88.57円付近で方向感にかける展開となっている。
この値動きについて一部の市場関係者からは、特段、活発な取引を誘引するような材料に乏しくなっていることが背景にあるようだ。
この後の時間では、21:30に第2四半期・米国内総生産(GDP)【速報】(予想:年率/前期比+2.7% 前回:年率/前期比+1.4%)の発表が控えており注目されている。
前回の発表からの伸び率は、ほぼ倍増すると見込まれている。ただ、同時に発表される第2四半期・米PCEコアデフレーター【速報】(予想:前期比+0.7% 前回:前期比+2.0%)では、弱含みと予想されており、どちらの数値が注目されるかで値動きが変化しそうかといった声が聞かれている。
[提供:カネツFX証券株式会社]
