[概況]
23日東京時間の外国為替市場は、軒並み方向感に欠ける値動きとなった。
米ドル円は欧州時間入にかけて上昇し一時107.150円まで、本営業日の高値を更新したものの、その後はじりじりと水準を切り下げ106.800円付近で揉み合っている。
他方、クロス円通貨ペアではユーロ円も同様の値動きとなり131.870円まで強含みとなったものの、その後131.350円まで下落する場面があった。
現在は、131.600円付近を推移するなど、軒並み小動きとなっている。
さて、この後の時間については、週末ということもあるほか米系指標などの発表が少なく、引き続き現状の推移が継続する可能性がありそうか。
テクニカル分析を通して相場を見ていると、なかでもユーロ円は131.155円付近に200日間単純移動平均線が控えており、同価格帯での反発が発生するのか否かには注目しておきたい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
