週明けの日経平均株価は4日続落。終値は前週末比77円安の1万9393円で、5月1日以来の安値をつけてきた。トランプ政権の求心力低下や北朝鮮問題を警戒して終日小口売りに押されてしまった。
チャート上でも日経平均は19,500円のフシ目を先週末に割り込んでおり、次は200日移動平均線(1万9256円)までサポートラインが見えない状態。
円相場が強含んでいることもあって現状は下値を探りやすい状況だ。明日も引き続き北朝鮮にらみの状況は続くため、指数の上値は重いと考える。
ただ、指数寄与度の高いファストリなどは弱いが、ほかが軒並み売られているわけではない。
また、中小型株には強い動きをみせるものも少なくなく、中小型株指数はプラス圏で推移している。
■上値・下値テクニカル・ポイント(21日現在)
20104.32 ボリンジャー:+1σ(25日)
20077.26 ボリンジャー:+1σ(26週)
20032.75 均衡表雲上限(日足)
19923.72 75日移動平均線
19919.47 13週移動平均線
19899.33 25日移動平均線
19816.12 均衡表転換線(週足)
19774.73 均衡表基準線(日足)
19731.37 均衡表雲下限(日足)
19729.74 新値三本足陽転値
19721.23 均衡表転換線(日足)
19694.34 ボリンジャー:-1σ(25日)
19683.47 ボリンジャー:-1σ(13週)
19597.64 6日移動平均線
19582.51 26週移動平均線
19489.35 ボリンジャー:-2σ(25日)
19447.48 ボリンジャー:-2σ(13週)
19393.13 ★日経平均株価21日終値
19284.36 ボリンジャー:-3σ(25日)
19271.40 均衡表基準線(週足)
19256.56 200日移動平均線
19211.48 ボリンジャー:-3σ(13週)
19087.76 ボリンジャー:-1σ(26週)
チャート上では、25日移動平均線(1万9899円)が75日移動平均線(1万9923円)を下回るデッドクロス(DC)を形成しており、短期的な株価調整を示唆する動きには注意しておく必要があろう。
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