明日(25日)の東京株式市場は、19年3月期決算と20年3月期業績見通しの発表が本格化することから、企業の収益内容を吟味しながらの個別銘柄物色が活発化しそうだ。
米中貿易摩擦のマイナス影響などを織り込んで、保守的な業績予想が目立った場合には売り優勢となる可能性もある。
大型連休まではあと2営業日を残すのみ。連休後も決算発表が多数控えていることから、弱い動きが出てきたとしても期間限定と考える。
市場の空白はリスクではあるため、あえて買い急ぐ必要もないが、押し目があるなら買いで臨みたい局面だ。
■上値・下値テクニカル・ポイント(24日現在)
23018.72 ボリンジャー:+3σ(13週)
22882.66 ボリンジャー:+3σ(25日)
22781.07 ボリンジャー:+2σ(26週)
22710.00 均衡表雲上限(週足)
22508.32 ボリンジャー:+2σ(25日)
22485.26 ボリンジャー:+2σ(13週)
22397.78 均衡表雲下限(週足)
22207.72 6日移動平均線
22200.00 ★日経平均株価24日終値
22133.98 ボリンジャー:+1σ(25日)
22030.82 均衡表転換線(日足)
22029.11 ボリンジャー:+1σ(26週)
21951.81 ボリンジャー:+1σ(13週)
21879.94 200日移動平均線
21870.56 新値三本足陰転値
21759.63 25日移動平均線
21637.25 均衡表転換線(週足)
21637.25 均衡表基準線(日足)
21418.35 13週移動平均線
21385.29 ボリンジャー:-1σ(25日)
ローソク足は陰線を引いた。日足の一目均衡表では、株価は雲上で推移するとともに転換線の上向きと基準線の横ばいに変化はなく、大勢では買い手優位が継続している。
しかし、遅行線は下向きとなり、株価との上方乖離幅を若干縮小させた。終値ベースでは、5日移動平均線上をキープしたものの、5日線は下降に転じ、短期上昇トレンドの一服を示唆した。
ボリンジャーバンド(25日ベース)では、昨日に続いて+1σと+2σで形成するレンジの下半分で推移。一時+1σに接近してスピード調整の形状となった。
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