輸出関連の主力株に買いが続く

【後場寄り付き概況】

日経平均株価は前場終値比で横ばい
 
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比71円06銭高の2万1796円01銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、5.63ポイント高の1625.68で始まった。
景気敏感株が買われ堅調となった前場の流れを引き継ぎ、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)はいずれもしっかり。輸出関連の主力株に買いが続いている。
 
外国為替市場では、1ドル=111円70銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
 
個別では、任天堂、SUMCOが一段高。ソニーはじり高。安川電も値を上げている。トヨタは堅調。楽天が高値圏でもみ合い、ファーストリテは小幅高だった。
 
半面、7&iHDがさえない。ソフトバンクGは小幅安。富士通が値を下げ、キーエンスは軟調。武田、第一三共は弱含みとなっている。
 
本日は中国市場が休場のため、取引時間中は一段の買い手掛かりに乏しい。
また米雇用統計の発表を控えた週末とあって、上値では利益確定の売りが出やすいだろう。景気敏感株の買いとともに内需・ディフェンシブ株の売りが続くが、小売業のなかでも勝ち組と目されていた7&iHDで国内コンビニの頭打ち感が強まってきたことも気掛かりだ。後場の日経平均はプラス圏のもみ合いが続き、こう着感を強めるだろう。
 
ランチバスケットは11件、97.60億円、差し引き30億円の売り越しとの観測。
 

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