12日の東京株式市場は反落後、もみ合いか。
日経平均株価の予想レンジは、2万7700円-2万8000円を想定。(9日終値2万7901円01銭)
ダウ平均は305ドル安の33476ドルで取引を終えた。
日経平均株価は前週末9日に大幅反発した反動や、現地9日の米国株式が下落したことから、売り優勢スタートとなりそう。ただ、手がかり材料に乏しいことから、積極的な売買は限られそうだ。
FOMC近辺で米国株の値動きが不安定となるのは今に始まったことではない。下では押し目買いが期待でき、売り一巡後は値を戻すと予想する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=136円台の半ば(前週末9日は136円34-36銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=143円台の後半(同144円09-13銭)と円高方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同9日の大阪取引所清算値比105円安の2万7745円だった。
【好材料銘柄】
■大盛工業 <1844>
8-10月期(1Q)経常は4.6倍増益・上期計画を超過。
■日本駐車場開発 <2353>
8-10月期(1Q)経常は91%増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.78%にあたる250万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。
■gumi <3903>
上期営業が黒字浮上で着地・8-10月期も黒字浮上。
■Sun Asterisk <4053>
東証が16日付で東証プライムに市場区分を変更する。
■ユークス <4334>
2-10月期(3Q累計)経常は53%増益・通期計画を超過。
■アサヒ衛陶 <5341>
中国の電気自動車(EV)トップメーカーであるニーオ<NIO>の子会社などとEVスタンド機器の日本での独占販売代理店基本契約を締結。新規事業として展開する。
■鎌倉新書 <6184>
2-10月期(3Q累計)経常が34%増益で着地・8-10月期も85%増益。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.10%にあたる80万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。
■コーセル <6905>
上期経常を一転51%増益に上方修正。
■ポエック <9264>
民間シンクタンクとの連携によって環境エネルギー事業分野に関連した新システムを開発。
【主な経済指標・スケジュール】
12(月)
【国内】
11月企業物価指数(8:50)
10-12月期法人企業景気予測調査(8:50)
《決算発表》
くら寿司、ラクスル、JMHD、シーアールイー、アクシージア、学情、グッドコムA、トーホー、アイ・ケイ・ケイ、日ハウスHD、萩原工業
【海外】
米11月財政収支(12/13 4:00)
米3年国債入札
米10年国債入札
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
