軟調展開か

2日の東京株式市場は反落後、もみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万7400円-2万7800円を想定。(1日終値2万7678円92銭)
米国株は下落。ダウ平均は79ドル安の32653ドルで取引を終えた。

現地2日のFOMC(米連邦公開市場委員会)や、その後のパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の記者会見を確認したいとして、積極的な売買は限られ、ポジション調整の売りが優勢となりそう。
東京株式市場はあすが休場で、買い手控えムードは強まりやすいだろう。
多くの企業の決算発表が行われる中、好業績銘柄への個別株物色が中心になるとみられる。

為替相場は、ドル・円が1ドル=148円台の前半(1日は147円92-94銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=146円台の前半(同146円87-91銭)と円高に傾いている。

シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所清算値比100円安の2万7590円だった。

【好材料銘柄】

■井村屋グループ <2209> 
上期経常を一転2倍増益に上方修正・4期ぶり最高益更新へ。

■セントラル硝子 <4044> 
今期経常を一転38%増益に上方修正。

■キャンバス <4575> 
抗がん剤候補化合物の免疫着火剤CBP501が膵臓がん3次治療対象の臨床第2相試験で主要評価項目を達成。

■ブライトパス・バイオ <4594> 
共同研究先である理化学研究所からiPS細胞由来再生NKT細胞療法(iPS-NKT)にかかわる全世界における独占的開発製造販売権を導入するオプション権の行使を決定。

■ソニーグループ <6758> 
今期最終を5%上方修正。

■安永 <7271> 
上期経常が55%増益で着地・7-9月期も35倍増益。

■八千代工業 <7298> 
今期最終を96%上方修正、配当も16円増額。

【主な経済指標・スケジュール】

2(水)
【国内】
10月マネタリーベース(8:50)
日銀金融政策決定会合議事要旨(9/21~9/22開催分)
《決算発表》
KDDI、ZHD、エムスリー、SUBARU、野村HD、ヤマハ、AGC、TIS、コナミG、ミネベアミツミ、三菱自、東武、ヒロセ電、カカクコム、日油、KADOKAWA、マブチ、富士急、ダイセル、ネットワン、フジHD、相鉄HD、レンゴー、コニカミノルタ、ウシオ電、東京精、日水、H2Oリテイル、スカパーJ、ジョイ本田、大阪チタ、ゼリア新薬、亀田菓、ダイヘン、理想科、日本ライフL、タムロン、マンダム

【海外】
パウエルFRB議長会見
米10月ADP全米雇用リポート(21:15)
《米決算発表》
イーベイ、クアルコム

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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