軟調展開か

2日の東京株式市場は軟調展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万7900円-2万8200円を想定。(1日終値2万8226円08銭)
米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が下落して、ナスダックは上昇。ダウ平均は194ドル安の34395ドルで取引を終えた。
日経平均株価はきのう大幅に反発した反動や、戻り待ちの売りに上値が重かったことなどから、売り優勢スタートとなりそう。
昨日の日経平均の場中の動きが案外であったこともあり、米雇用統計の発表を前に、やや弱めで様子見姿勢の強い地合いとなるだろう。

一方、サッカー・ワールドカップ(W杯)で、日本がスペイン戦に勝利し、決勝トーナメントへの進出を決めたことから、W杯の試合を配信する「ABEMA」を手がけるサイバーや、試合中継を見ることができるバーを運営するハブなどの関連銘柄が物色される場面もありそう。

為替相場は、ドル・円が1ドル=135円台の前半(1日は136円52-55銭)と円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=142円台の半ば(同142円02-06銭)とやや円安方向にある。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所清算値比240円安の2万8010円だった。

【好材料銘柄】 

■住石ホールディングス <1514> 
著名投資家の井村俊哉氏が1日付で財務省に提出した大量保有報告書によれば、井村俊哉氏の同社株式保有比率は7.65%となり、新たに5%を超えた②とが判明した。

■RS Technologies <3445> 
12月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。

■ユニフォームネクスト <3566> [東証G]
12月31日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施する。また、株主優待制度を導入。毎年12月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、自社ECサイトの割引クーポン(保有株数に応じて3000円または5000円分)を贈呈する。

■太洋工業 <6663> 
近畿大学と「機能性セラミックス薄膜複合フレキシブル基板」を開発。

■トランスジェニック <2342> [東証G]
子会社安評センターが東京大学とACE2エクソンヒト化マウスを用いた受託研究契約を締結。

■カイオム・バイオサイエンス <4583> [東証G]
抗体作製技術ヒトADLibシステムによる抗体の親和性向上に関する研究成果が日本分子生物学会年会で発表。

■ヘリオス <4593> 
住友ファーマ <4506> とユニバーサルドナーセル(免疫拒絶反応を抑えた他家iPS細胞)を提供する試料提供契約を締結。住友ファーマは眼科領域を含む3領域への利用可能性を検討するための研究を実施する予定。

■スリー・ディー・マトリックス <7777> 
内視鏡用粘膜下注入材「ピュアリフト」が保険適用。

【主な経済指標・スケジュール】

2(金)
【国内】
11月マネタリーベース(8:50)

【海外】
米11月雇用統計(22:30)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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