軟調展開か

28日の東京株式市場は続落後も、軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万6900円-2万7400円を想定。(27日終値2万7345円24銭)
米国株はまちまち。ダウ平均が上昇し、S&P500とナスダックが下落。ダウ平均は194ドル高の32033ドルで取引を終えた。

日経平均株価はきのう27日、安値圏で取引を終えた弱い動きが継続し、売り優勢スタートとなりそう。日銀の金融政策決定会合の結果発表や、その後の黒田東彦総裁の記者会見も控え、手控えムードが広がる場面も想定される。
23年3月期第2四半期(22年4-9月)決算発表の本格化で、好業績銘柄への個別株物色が中心になるとみられる。

為替相場は、ドル・円が1ドル=146円台の前半(27日は145円71-74銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=145円台の半ば(同146円69-73銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、27日の大阪取引所清算値比225円安の2万7075円だった。

【好材料銘柄】  

■アルフレッサ ホールディングス <2784>
上期経常を一転17%増益に上方修正。

■日華化学 <4463>
今期経常を17%上方修正・8期ぶり最高益更新へ。

■東邦チタニウム <5727>
今期経常を25%上方修正、配当も6円増額。

■小森コーポレーション <6349>
上期経常を2.4倍上方修正、通期も増額。

■山洋電気 <6516>
今期最終を23%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額。

■菊水ホールディングス <6912>
今期経常を一転20%増益に上方修正。

■フタバ産業 <7241>
今期最終を36%上方修正。

■ウェッズ <7551>
上期経常は2.2倍増益で上振れ着地。

■東陽倉庫 <9306>
上期経常を36%上方修正、通期も増額、配当も0.5円増額。

【主な経済指標・スケジュール】

28(金)
【国内】
黒田日銀総裁会見
日銀が経済・物価情勢の展望を公表
10月都区部消費者物価指数(8:30)
9月失業率(8:30)
9月有効求人倍率(8:30)
《決算発表》
キーエンス、デンソー、三菱電、豊田織機、豊通商、NEC、SGHD、MonotaRO、ZOZO、中部電、TOTO、ヒューリック、エプソン、マキタ、小田急、ガイシ、日本M&A、特殊陶、スクリン、ALSOK、トヨタ紡織、ニフコ、ジェイテクト、東北電、豊田合、カゴメ、SMS、PALTAC、中国電、NESIC、八十二、アルプスアル、アンリツ、アイカ工、オリコ、アマノ、トプコン、大特鋼、沖縄セルラー、四国電、トクヤマ、北國FHD、マネックスG、中電工、Eギャランティ、兼松エレク、都競馬、インフォコム、帝国ホテル、M&Aキャピ、マックス、東海東京、メタウォーター、アルゴグラフ、EIZO、Vコマース、テクマトリックス

【海外】
米9月個人消費支出・個人所得(21:30)
米9月NAR仮契約住宅販売指数(23:00)
《米決算発表》
エクソン・モービル、シェブロン

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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