11月1日の東京株式市場は、軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万7300円-2万7800円を想定。(10月31日終値2万7587円46銭)
米国株は下落。ダウ平均は128ドル安の32732ドルで取引を終えた。
米国株は下げたとはいえ、地合いが悪化したといった雰囲気はなかった。シカゴ日経平均先物は、ほぼ横ばい圏からのスタートを示唆しており、米国株安はそこまでネガティブ視はされないだろう
現地10月31日の米国株式は下落したものの、きのう10月31日の強い動きや、直近で上値を抑える格好となっていた75日移動平均線を終値ベースで上抜いたこともあり、投資家心理の好転も期待されるだろう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=148円台の半ば(10月31日は148円00-02銭)と円安方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=146円台の後半(同146円94-98銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同31日の大阪取引所清算値比変わらずの2万7550円だった。
【好材料銘柄】
■日本ドライケミカル <1909>
上期経常を62%上方修正・2期ぶり最高益更新へ。
■東京エネシス <1945>
上期経常は6.7倍増益で着地、今期配当を5円増額修正。
■JT <2914>
今期最終を23%上方修正、配当も38円増額。
■SREホールディングス <2980>
上期経常が2.3倍増益で着地・7-9月期も3.6倍増益。
■旭有機材 <4216>
今期経常を27%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■メルカリ <4385>
7-9月期(1Q)経常は3.8倍増益で着地。また、子会社メルペイがクレジットカード事業を開始する。
■中国塗料 <4617>
今期経常を一転3.1倍増益に上方修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.0%にあたる100万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施するほか、11月22日付で200万株の自社株を消却する。
■テクノクオーツ <5217>
今期経常を一転42%増益に上方修正・最高益、配当も30円増額。
■日本冶金工業 <5480>
今期経常を39%上方修正、配当も60円増額。
■JVCケンウッド <6632>
今期最終を一転2.6倍増益に上方修正。
■スミダコーポレーション <6817>
今期最終を26%上方修正、配当も7円増額。
■中山福 <7442>
今期最終を一転23%増益に上方修正。
■ジーエルサイエンス <7705>
今期経常を一転29%増益に上方修正・最高益、配当も5円増額。
■オーバル <7727>
今期経常を一転75%増益に上方修正、配当も1円増額。
■ファイズホールディングス <9325>
上期経常が3.9倍増益で着地・7-9月期は黒字浮上。
■サンリツ <9366>
今期経常を31%上方修正。
■Jパワー <9513>
今期経常を55%上方修正・5期ぶり最高益更新へ。
■ビジネスブレイン太田昭和 <9658>
上期最終が6%増益で着地・7-9月期も32%増益。また、発行済み株式数(自社株を除く)の6.32%にあたる80万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。
【主な経済指標・スケジュール】
1(火)
【国内】
10月新車販売台数(14:00)
10月軽自動車販売台数(14:00)
10年国債入札
《決算発表》
トヨタ、ソニーG、三井物、花王、日本製鉄、TDK、三菱重、JR西日本、ローム、日本酸素、CTC、住友化、東電力HD、小林製薬、横河電、双日、東ソー、JR九州、BIPROGY、ニチレイ、寿スピリッツ、日ガス、グリー、日新電、セ硝子、三菱食品、TOKAIHD
【海外】
中国10月財新製造業PMI(10:45)
米10月ISM製造業景気指数(23:00)
FOMC(~11/2)
《米決算発表》
ファイザー、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
