軟調展開か

17日の日経平均株価は反落後、落ち着きどころを探る展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万5500円-2万6000円を想定。
イギリス中銀も利上げを発表し、世界的な金融引き締めに拍車がかかるとの警戒から欧米株が大幅下落。ダウ平均は741ドル安(2万9927ドル)と値幅を伴った下げとなり、終値で3万ドルを割り込んだ。
きのう16日の日経平均株価は5日ぶりに反発したものの、上げ幅を縮小し安値で取引を終えるなど、上値の重い動きだった。現地16日の欧米株式が下落したこともあり、売り優勢スタートとなろう。
リスク回避姿勢が強まるとみられるなか、日銀の金融政策決定会合後には、黒田東彦総裁の記者会見が予定されていることもあり、会見内容を確認したいとして、手控えムードが広がりそうだ。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=132円台の前半(16日は134円22-24銭)と円高方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=139円台の半ば(同139円54-58銭)と小動き。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比830円安の2万5600円だった。
 
 
 
【好材料銘柄】
 
■アクモス <6888>
ハードウェアの保守を手掛けるフィールドワンの株式を取得し子会社化する。
 
■タマホーム <1419>
前期最終を5%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額。
 
■テクノアルファ <3089>
CASE向け半導体テスターのSI(システムインテグレーション)案件を総額約2億円で受注。23年11月期第2四半期に売上計上する予定。
 
■ファイバーゲート <9450>
未定だった今期配当は4円実施。
 

【主な経済指標・スケジュール】
 
17(金)
黒田日銀総裁会見
 
【海外】
米5月鉱工業生産(22:15)
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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