5日の東京株式市場は、続落スタート後、落ち着きどころを探る展開か。
日経平均株価予想レンジは、2万3600円-2万3900円。
欧米株はそろって下落。金利上昇への警戒が強まる地合いとなり、NYダウ平均は一時下げ幅を300ドル超に広げる場面もあった。ドル円は、足元では113円90銭近辺で推移している。
シカゴ日経平均先物は2万3700円台からのスタートを示唆しているが、きのう2万4000円を割り込んだ後の一段安で見切り売りも誘いやすいだろう。
日経平均株価は、9月7日の直近安値(2万2172円90銭)から10月2日の高値(2万4448円07銭)まで、2275円17銭上昇している。上げ幅の3分の1押し水準にあたる2万3690円近辺が意識されることもありそう。売り一巡後は、押し目買いにより下げ渋る場面も想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の後半(4日終値114円29-31銭)、ユーロ・円が1ユーロ=131円台の前半(同131円36-40銭)と円高に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、4日の大阪取引所終値比165円安の2万3755円だった。
【好材料銘柄】
■FRONTEO <2158>
受付・接客支援ロボット「Kibiro for Biz」を、音声認識精度を向上したインテリジェントマイク搭載版にアップグレードして提供開始。
■夢真ホールディングス <2362>
産業機械の技術者派遣を展開する三立機械設計の全株式を取得し子会社化する。
■日本マクドナルドホールディングス <2702>
9月既存店売上高は前年同月比8.4%増と34ヵ月連続で前年実績を上回った。
■三洋堂ホールディングス <3058>
9月既存店売上高は前年同月比横ばい。
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
5(金)
8月家計調査(8:30)
8月毎月勤労統計(9:00)
8月景気動向指数(14:00)
《決算発表》
壱番屋、サカタのタネ、パソナ、サンエー、サーラ、わらべや、薬王堂、フェリシモ、TSIHD、システムインテ、シリコンスタシオ、大有機、トーセ、マルゼン、キャリアリンク、エスクローAJ、フロイント、シグマ光機、オンワードHD、ワキタ、パルコ、東武ストア、トーセイ、日本BS放、レノバ、ベルク
【海外】
米8月貿易収支(21:30)
米9月雇用統計(21:30)
米8月消費者信用残高(10/6 4:00)
ノーベル平和賞発表
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
