25日の日経平均株価は軟調展開か。
続落後、落ち着きどころを探る展開だろう。
日経平均株価の予想レンジは2万6600円-2万7000円を想定。
先週末の米国株は下落。NYダウ平均は981ドル安の33811ドルと値幅を伴った下げとなった。FRBの金融引き締めが強く意識される中、グロース・バリュー問わず幅広い銘柄に売りが広がる展開。中でもキャタピラーやアルファベットなどの下げが目立った。
前週末22日の日経平均株価は、下げ渋る動きとなったものの、現地22日の米国株式が大幅に下落したことを受け、売り優勢スタートとなろう。
22年3月期決算発表の本格化を控えることや、27-28日には日銀の金融政策決定会合が予定されていることもあり、積極的な買いは入りづらいとみられ、軟調な動きとなる場面もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=128円台の後半(前週末22日は128円05-08銭)、ユーロ・円が1ユーロ=139円台の前半(同138円39-43銭)と、円安方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比345円安の2万6755円だった。
【好材料銘柄】
■木徳神糧 <2700>
今期経常を一転71%増益に上方修正、配当も10円増額。
■エレマテック <2715>
今期経常は10%増で2期連続最高益、前期配当を10円増額・今期は7円増配へ。
■シイエヌエス <4076>
今期経常を13%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も15円増額。
■大興電子通信 <8023>
前期経常を22%上方修正、配当も3円増額。
■UEX <9888>
前期経常を16%上方修正、配当も2円増額。
■ヤマト <1967>
前期経常を一転15%増益に上方修正・2期ぶり最高益、配当も10円増額。
■ミクシィ <2121>
前期経常を62%上方修正。
■ピクセルカンパニーズ <2743>
新たにデータセンター事業を開始。
■バイタルケーエスケー・ホールディングス <3151>
前期経常を36%上方修正、配当も2円増額。
■三重交通グループホールディングス <3232>
前期経常を74%上方修正。
■システムインテグレータ <3826>
発行済み株式数(自社株を除く)の0.91%にあたる10万株(金額で5000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月25日から5月13日まで。
■ファンペップ <4881>
抗体誘導ペプチド「FPP003」の医師主導治験が大阪治験病院で開始。
■光陽社 <7946>
前期最終を一転黒字に上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
25(月)
《決算発表》
中外薬、JSR、コーエーテクモ、キヤノンMJ、キヤノン電、不二家、日車輌
【海外】
独4月Ifo景況感指数(17:00)
《米決算発表》
コカコーラ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
