軟調展開か

日経平均株価は軟調か。
日経平均株価の予想レンジは、2万6500円-2万7000円を想定。

東京株式市場が休場の間の米国株は不安定な値動きが続いた。注目の5月FOMCでは、0.5%の利上げが決定され、6月からバランスシートの縮小を開始することが示唆された。パウエル議長から0.75%の利上げは積極的に議論されなかったとの言及があったことで、結果を受けた4日のダウ平均は900ドルを超える上昇。しかし、翌5日は楽観ムードが後退して一転大幅安。ダウ平均は1063ドル安(32997ドル)となり、前日の上げ分を消失した。ドル円は足元130円20銭近辺で推移している。

ダウ平均の終値を見ると、4月29日が32977ドル、5月5日は32997ドルで、日本が休場の間の値動きとしてはほぼフラット。ただ、FOMCが米国株の反転材料になるとの期待は相応に高かったと思われるだけに、5日の急落はネガティブに受け止められるだろう。

日経平均先物の円建て清算値は、2日の大阪取引所清算値比75円安の2万6735円だった。

【好材料銘柄】

■アドウェイズ <2489> 
今期経常を21%上方修正、配当も1.8円増額。

■Gunosy <6074> 
デジタルクレジットカードサービスを展開するインドGaragePreneurs Internetを持ち分法適用関連会社化。

■TOA <6809> 
今期経常は25%増益、20円増配へ。また、26年3月期に営業利益45億円(22年3月期は21.5億円)を目指す中期経営計画を策定。

■グローブライド <7990> 
前期経常を7%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額。

■大成温調 <1904> 
前期経常を一転17%増益に上方修正。

■寿スピリッツ <2222> 
前期経常を2倍上方修正。

【主な経済指標・スケジュール】

【国内】
4月マネタリーベース(8:50)
4月都区部消費者物価指数(8:30)

《決算発表》
HOYA、丸紅、JFEHD、JAL、ミスミG、ヒロセ電、栗田工、F&LC、ヤマダHD、BIPROGY、セブン銀行、オリコ、ノジマ、ジョイ本田、サカイ引越、アクシアル、新日科学、日セラミ、スパークスG、上新電、アバント、日東富士、マークラインズ、JBR、アートスパーク、魚力、COOK、BPカストロール、ヨンキュウ、富士製薬、テクノフレックス、プロシップ

【海外】

米4月雇用統計(21:30)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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