軟調展開か

8日の日経平均株価は、続落後も弱い展開か。
日経平均株価の予想レンジ:2万4800円-2万5300円は想定。
ダウ平均は797ドル安の32817ドルで取引を終えた。原油価格の大幅上昇を受けて景気減速への警戒が強まり、幅広い銘柄が売られる展開。ダウ平均は今年最大の下げ幅を記録した。また、3.6%安と下げが大きくなったナスダックは、昨年11月につけた高値からの下落率が20%を超え、弱気相場入りした。
 
きのう7日の日経平均株価は大幅に続落したことや、現地7日の欧米株式が下落した動きから、売り先行スタートが見込まれる。手がかり材料難のなか、心理的なフシ目の2万5000円割れも警戒される。
売り一巡後は、買い戻しや短期的なリバウンド狙いの買いに下げ渋る場面も予想されるが、時間外取引での株価指数先物や、原油を始めとする商品先物の動きに影響を受ける展開となりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=115円台の前半(7日は115円01-03銭)、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の前半(同125円02-06銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比180円安の2万5030円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■トランスジェニック <2342>
新型コロナウイルス感染症研究用エクソンヒト化マウスが完成。
 
■アスカネット <2438>
今期経常を一転35%増益に上方修正。
 
■ソケッツ <3634>
クッキーレス感性ターゲティング広告サービス「Trig’s」のオープントライアルを開始。
 
■サンバイオ <4592>
国内SB623慢性期外傷性脳損傷プログラムの製造販売承認申請が完了。
 
■ステムリム <4599>
米国で再生誘導医薬開発品レダセムチドの炎症性腸疾患を適応症とした特許を取得。
 
■ワットマン <9927>
今期配当を20円増額修正。また、3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
8(火)
1月景気動向指数(14:00)
2月景気ウォッチャー調査(15:00)
《決算発表》
ミライアル、ピースリー、B&P
 
【海外】
米1月貿易収支(22:30)
米3年国債入札
米アップルが新製品発表会
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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