軟調展開か

4日の日経平均株価は続落後、落ち着きどころを探る展開か。
日経平均株価の予想レンジ:2万6800円-2万7300円を想定。
米国株は下落。NYダウ平均は518ドル安の35111ドルで取引を終えた。決算が失望となったメタ(旧フェイスブック)が急落し、グロース株が下げを先導。地合いの悪化が警戒されて、3指数とも取引終盤にかけて下げ幅を広げた。
きのうの時間外のメタ急落で織り込んではいる。ただ、ナスダックの下げが3.7%安とかなり大きくなっている上に引け味も悪く、日経平均株価も警戒売りに押されると予想する。

きのう3日の日経平均株価は、時間外取引でナスダックミニ先物が急落した動きを受け、大幅に5日ぶり反落。現地3日の米国株の下げを、一定程度見込んでいたとみられるが、朝方は売り先行スタートとなりそう。シカゴ日経平均先物の水準からは日経平均は2万7000円近辺からのスタートが想定されるが、節目より下では押し目を待っていた投資家の買いが入りやすい。
週末要因や現地4日には米1月雇用統計の発表を控えることもあり、様子見姿勢が強まる場面もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=114円台の後半(3日は114円58-59銭)、ユーロ・円が1ユーロ=131円台の半ば(129円44-48銭)と円安方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比255円安の2万6945円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■システナ <2317>
今期経常を6%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額。
 
■enish <3667>
テレビアニメ「ゆるキャン△」初となるスマートフォン専用ゲームを開発。22年内のリリースを予定。
 
■日本冶金工業 <5480>
今期経常を20%上方修正、配当も40円増額。
 
■三信電気 <8150>
今期経常を48%上方修正、配当も20円増額。
 
■加賀電子 <8154>
今期経常を24%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も20円増額。
 
■東祥 <8920>
今期経常を2.2倍上方修正、配当も2円増額。
 
■日本通信 <9424>
4-12月期(3Q累計)経常が黒字浮上で着地・10-12月期は6%増益。
 
■セキド <9878>
今期経常を31%上方修正。
 
■中外製薬 <4519>
前期営業は40%増益で着地・10-12月期(4Q)営業は88%増益。
 
■ウシオ電機 <6925>
今期経常を12%上方修正、配当も24円増額。
 
■ニコン <7731>
今期最終を34%上方修正。
 
■ジャックス <8584>
4-12月期(3Q累計)経常が85%増益で着地・10-12月期も24%増益。
 
■日本テレビホールディングス <9404>
今期経常を17%上方修正。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
4(金)
【国内】
《決算発表》
NTTデータ、オリンパス、スズキ、三井不、住友商、キッコーマン、ミネベアミツミ、島津製、ダイフク、イビデン、日産化、リコー、太陽誘電、TIS、スクエニHD、王子HD、千葉銀、東武、ふくおか、日電子、岩谷産、めぶきFG、セブン銀行、カチタス、洋缶HD、ツムラ、レンゴー、芙蓉リース、GSユアサ、西松建、アリアケ、山口FG、クレハ、中国銀、日水、ニッコンHD、JCU、UT GROUP、持田薬、グローリー、パーカライ、船総研HD、パラベッド、エディオン、椿本チ、リコーリース、キョーリンHD、メイコー、日東紡、メガチップス、兼松、長谷川香、MCJ、東洋合成、日曹達、亀田菓、キッズバイオ、WDBココ、AMI、すららNT、ユニネク、ソーシャルワイヤ
 
【海外】
米1月雇用統計(22:30)
北京冬季五輪開会式
 
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
 

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