17日の日経平均株価は反落後、弱含みの展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万8700円-2万9000円を想定。
きのう16日に大幅続伸した反動や、現地16日の米国株式がさえない動きとなったこともあり、売り先行となりそう。
NYダウ平均は29ドル安の35897ドルで取引を終えた。米国ではアップルが4%近い下落となった。ナスダックの大幅安を受けて、ハイテク株が下げを主導することになるだろう。
週末要因も重なり、ポジション調整の売りが強まる場面も想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の半ば(16日は114円11-12銭)、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の後半(同129円02-06銭)と円高方向に振れており、輸出関連銘柄には逆風となりそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所清算値比255円安の2万8745円だった。
【好材料銘柄】
■コスモ・バイオ <3386>
今期配当を10円増額修正。
■フリービット <3843>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.57%にあたる30万株(金額で4億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は12月17日から22年3月31日まで。
■日総工産 <6569>
株主優待制度を新設。毎年3月末時点で300株以上を保有する株主を対象に、株主優待ポイント(保有株数に応じて3000~5万ポイント)を付与する。
■コンヴァノ <6574>
株主優待制度を新設。毎年3月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、一律3000円相当の自社商品を贈呈する。
■デコルテ・ホールディングス <7372>
今期最終を50%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■ティーケーピー <3479>
株主優待制度を新設。毎年2月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、自社宿泊施設「ISHINOYA 熱海」「石のや伊豆長岡」の優待宿泊券(保有株数に応じて5000~5万円)を贈呈する。
■メドレックス <4586>
経皮吸収剤デリバリーデバイス及びその製造方法に関する特許査定をインドで取得。
■Nexus Bank <4764>
傘下のJT親愛貯蓄銀行が複数の不良債権売却を完了。これに伴い、21年12月期第4四半期に売却益約1.3億円を営業利益に計上する。
■あすか製薬ホールディングス <4886>
レルミナ錠の子宮内膜症に対する第3相比較試験の結果がFertility and Sterilityに掲載。
■ポート <7047>
メタバースを活用した就活相談サービスを正式にリリース。
■スリー・ディー・マトリックス <7777>
Prometheus Bio社と共同開発した新型コロナウイルス感染症に対する中和抗体検査キットの取り扱いを開始。また、新たな製造委託先としてドイツ・PharmPur社と契約を締結。
■三井物産 <8031>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.8%にあたる3000万株(金額で500億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は12月17日から22年3月24日まで。
【主な経済指標・スケジュール】
17(金)
【国内】
黒田日銀総裁会見
【海外】
独12月Ifo景況感指数(18:00)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
