軟調展開か

21日の日経平均株価は続落後、落ち着きどころ探る展開か。
日経平均株価の予想レンジ:2万8500円-2万8800円。
ダウ平均は256ドル安の33821ドルで取引を終えた。世界的なコロナ感染拡大への警戒が強まり、空運株などアフターコロナ関連が幅広く売られた。
日経平均株価はきのう20日に大幅反落した弱い動きや、現地20日の欧米株式が下落したこともあり、売り先行のスタートとなろう。
新型コロナウイルスの感染拡大で、大阪府は政府に緊急事態宣言の発出を正式に要請。東京でも同宣言の発出が検討されるなど、同宣言による経済への影響を見極めたいとして、手控えムードが強まることが想定される。
米国株の反発を確認するまでは、押し目を拾う動きも恐る恐るになると予想する。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の前半(20日は108円40-41銭)、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の前半(同130円83-87銭)と円高方向に振れていることから、輸出関連銘柄には重しとなりそう。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所清算値比515円安の2万8625円だった。
 
 
 
【好材料銘柄】
 
■ヒップ <2136>
前期経常を22%上方修正、配当も6円増額。
 
■オンコリスバイオファーマ <4588>
新日本科学 <2395> と新型コロナウイルス感染症治療薬「OBP-2011」に関する共同開発契約を締結。
 
■イワブチ <5983>
前期経常を一転32%増益に上方修正。
 
■ファルテック <7215>
前期経常を一転33%増益に上方修正。
 
■ヤマシナ <5955>
前期経常を一転34%増益に上方修正・3期ぶり最高益更新へ。
 
■TPR <6463>
前期経常を19%上方修正、配当も2円増額。
 
■アイモバイル <6535>
今期経常を16%上方修正、配当も5円増額。
 
■新光電気工業 <6967>
前期経常を33%上方修正。
 
■ベビーカレンダー <7363>
東証が21日売買分から信用取引の臨時措置を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
21(水)
【国内】
3月全国スーパー売上高
《決算発表》
ジャフコG
 
【海外】
《米決算発表》
ハリバートン、ベライゾン・コミュニケーション
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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