軟調展開か

19日の日経平均株価展開は反落後、もみ合いとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは2万8000円-2万8400円。
NYダウ平均は267ドル安の34060ドルで取引を終えた。小高く始まったものの、買いが続かずマイナス転換。ウォルマートなど小売企業の決算は良好であったが、4月住宅着工件数は市場予想を下回る内容で、しばらく強弱感が交錯した状況が続いた。しかし、原油価格が一時急落したことなどを受けて、終盤にかけて大きく崩れた。米国株が下落した上に引け味も悪かったことから、日経平均株価は警戒売りに押されると予想する。
 
手がかり材料難のなか、時間外取引での米株価指数先物や、アジア市場での株価の動きに対して、神経質な展開が続くとみられ、売り一巡後は、様子見ムードが広がる場面も想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の後半(18日は108円97-98銭)とやや円高方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=133円台の前半(同132円96銭-133円00銭)とやや円安方向に振れている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所清算値比330円安の2万8130円だった。
 
 
 
【好材料銘柄】
 
■Eストアー <4304>
発行済み株式数(自社株を除く)の4.79%にあたる24万株(金額で6億円)を上限に、5月25日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。転換社債の権利行使に伴う新株発行に充当する。
 
■荏原実業 <6328>
6月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。今期配当を実質増額修正。
 
■ジェイリース <7187>
高松エステートと業務提携し、保証サービスのワンストップ提供を開始。
 
■ハークスレイ <7561>
9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
 
■アールシーコア <7837>
今期経常は黒字浮上、15円増配へ。
 
■青山財産ネットワークス <8929>
発行済み株式数(自社株を除く)の0.90%にあたる11万株(金額で1億6775万円)を上限に、5月19日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
 
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
19(水)
【国内】
5年国債入札
《決算発表》
セーレン、うかい
 
【海外】
FOMC議事録(4/27~4/28開催分)
《米決算発表》
ターゲット、ロウズカンパニー

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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