軟調展開か

 

20日の東京株式市場は、軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万8700円-3万9200円を想定。(19日終値3万9164円61銭)
 
米国株は上昇。ダウ平均は71ドル高の44627ドルで取引を終えた。
現地19日の米国株式は上昇したものの、引き続き、トランプ米大統領の自動車に対する25%程度の関税を課す方針で、自動車関連株を中心に業績への影響が警戒され相場の重しとなりそうだ。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=151円台の半ば(19日は151円65-67銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=157円台の後半(同158円50-54銭)と円高に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所清算値比185円安の3万8985円だった。

 

 
【好材料銘柄】 
 
■くら寿司 <2695> 
株主優待制度を再導入。毎年4月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じて2500~2万円分の食事券を贈呈する。
 
■日本リート投資法人 <3296> 
今期経常は22%増で9期ぶり最高益更新へ。
 
■フジタコーポレーション <3370> 
株主優待制度を変更。保有株数の区分を3区分→5区分に変更し、優待内容を「WEBクーポン」→「自社製品またはWEBクーポン」に見直す。
 
■パピレス <3641> 
自社株取得枠を現行の60万株(金額で7億円)から180万株(金額で18億0520万円)に拡大する。また、発行済み株式数(自社株を除く)の12.26%にあたる120万株(金額で11億0520万円)を上限に、2月20日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
 
■フィスコ <3807> 
今期最終は黒字浮上へ。
 
■レイ <4317> 
今期配当を5円増額修正。
 
■坪田ラボ <4890> 
うつ病に対するTLG-005Dの研究成果が国際学術誌に掲載。
 
■ALiNKインターネット <7077> 
株主優待制度に長期保有優遇を新設。2月末時点で100株以上を1年以上継続保有する株主には、現行制度に加え、オリジナルQUOカード(保有株数に応じて1000~3000円分)を贈呈する。
 
■日本プロセス <9651> 
アドソル日進 <3837> との資本業務提携を解消する。アドソル日進の保有株売却に伴い、25年5月期に売却益8.4億円を特別利益に計上する。売却益から法人税等控除後の66%相当額を複数期に分割して特別配当として実施する予定。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
20(木)
【国内】
予定はありません

【海外】
米2月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(22:30)
《欧決算発表》
エアバス、メルセデス・ベンツグループ
《米決算発表》
ウォルマート、センターポイント・エナジー、サザン、クアンタ・サービシーズ、ハズブロ、プール

 
 
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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