軟調展開か

 

11月1日の東京株式市場は、続落後も軟調か。
日経平均株価の予想レンジは、3万8200円-3万8700円を想定。(10月31日終値3万9081円25銭)
 
米国株は下落。ダウ平均は378ドル安の41763ドルで取引を終えた。
現地10月31日の米国株式が下落し、SOX(フィラデルフィア半導体株)指数は4%超の値下がりとなったことから、半導体関連株を中心に弱い動きが予想される。
また、4日まで3連休となるため、ポジション調整の売りに押される場面もありそう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=152円前後(10月31日は152円24-26銭)とやや円高方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=165円台の半ば(同165円32-36銭)は小動き。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、31日の大阪取引所清算値比710円安の3万8350円だった。

【好材料銘柄】  

■ブルボン <2208>
今期経常を一転26%増益に上方修正・7期ぶり最高益更新へ。

■ウェルネット <2428>
7-9月期(1Q)経常は64%増益で着地。

■Jストリーム <4308>
上期経常が40%増益で着地・7-9月期も2.5倍増益。

■サンバイオ <4592>
米国で主要開発品「SB623」を用いた慢性期脳梗塞の細胞治療に関する特許が成立。

■マキタ <6586>
今期最終を20%上方修正。

■アドバンテスト <6857>
今期最終を16%上方修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.2%にあたる900万株(金額で500億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月1日から25年2月26日まで。

■東洋証券 <8614>
新たな株主還元策として27年3月期までの3年間、年50円配当を実施する方針。上期経常は21%減益で着地。

■いちよし証券 <8624>
発行済み株式数(自社株を除く)の5.9%にあたる200万株(金額で17億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は10月31日から12月23日まで。

 
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
1(金)
【国内】
《決算発表》
三菱商、KDDI、三井物、村田製、丸紅、TDK、野村HD、SUBARU、住友電、旭化成、JR西日本、三菱ケミG、エプソン、サンリオ、JAL、AGC、ヤマハ、ヒロセ電、メディパル、日本ハム、BIPROGY、カルビー、DMG森精、オルガノ、レンゴー

【海外】
中国10月Caixin製造業購買担当者景気指数(PMI)(10:45)
米10月雇用統計(21:30)
米10月ISM製造業景況指数(23:00)
《米決算発表》
エクソン・モービル、シェブロン、カーディナルヘルス、チャーター・コミュニケーションズ、Tロウ・プライス・グループ、ウォーターズ、CBOEマーケッツ、ドミニオン・エナジー、パシフィックパワー&ライト

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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