軟調展開か

4日の東京株式市場は、軟調な展開か。

日経平均株価の予想レンジは、3万8100円-3万8600円を想定。(3日終値3万8552円06銭)

米国株は下落。ダウ平均は184ドル安の42011ドルで取引を終えた。

日経平均株価は、現地3日の米国株式が下落したことや、きのう3日に大幅に上昇した反動もあり、弱い動きとなりそう。また、週末を控えたポジション調整の売りも想定されることから、様子見姿勢が強まることも想定される。

為替相場は、ドル・円が1ドル=146円台の後半(3日は146円45-46銭)、ユーロ・円が1ユーロ=162円トビ台(同161円58-62銭)と、やや円安方向に振れている。

雇用統計の結果次第では一段と円安が進む可能性もあるだけに、売り急ぎが抑制されて下値は堅いと予想する。

シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、3日の大阪取引所清算値比25円高の3万8625円だった。

 

【好材料銘柄】 

■地域新聞社 <2164> 
富裕層・高所得者向けマンション限定のチラシポスティング事業を開始。

■ワッツ <2735>
前期経常を23%上方修正、配当も5円増額。

■キユーピー <2809> 
12-8月期(3Q累計)経常が2.1倍増益で着地・6-8月期も58%増益。

■クスリのアオキホールディングス <3549> 
6-8月期(1Q)経常は9%増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の5.71%にあたる600万株(金額で196億8000万円)を上限に、10月4日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。9月既存店売上高は前年同月比6.3%増と増収基調が続いた。

■ワールド <3612> 
上期最終は46億円で着地。通期計画の85億円に対する進捗率は54.9%となった。国内小売事業の9月既存店売上高は前年同月比3.1%増と2ヵ月連続で前年実績を上回った。

 

【主な経済指標・スケジュール】

4(金)
【国内】
証券投資の日
《決算発表》
安川電、サンエー、サカタのタネ、アークランズ、ハイデ日高、WNIウェザー、サーラ、薬王堂HD、三陽商、カネコ種、和田興産、エクスモーション

【海外】
米9月雇用統計(21:30)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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