軟調展開か

11日の東京株式市場は、軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万5800円-3万6300円を想定。(10日終値3万6159円16銭)
米国株はまちまち。ダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックは上昇した。ダウ平均は92ドル安の40736ドルで取引を終えた。
 
日経平均株価は、きのう10日の上値が重い動きが継続し、売り優勢スタートとなりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=142円台の半ば(10日は143円60-62銭)、ユーロ・円が1ユーロ=156円台の後半(同158円50-54銭)と、円高方向に振れている。輸出関連銘柄を中心に、売り圧力が強まる場面も想定される。
 
また、日本時間の午前10時すぎから、米大統領選のTV討論会が行われる予定で、討論内容を確認したいとして、様子見姿勢が強まりそう。
さらに本日発表される米CPIの結果次第では円高が一段と進む懸念もある中、買い手控えムードが強まり上値の重い地合いが続くと予想する。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所清算値比10円安の3万6140円だった。
 
 
【好材料銘柄】 
 
■アールエイジ <3248>
今期経常を61%上方修正・2期ぶり最高益、配当も3円増額。
 
■gumi <3903> 
5-7月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
 
■Delta-Fly Pharma <4598> [東証G]
急性骨髄性白血病を対象とするDFP-10917とVENの併用療法の臨床第1/2相試験における症例登録が開始。
 
■AIメカテック <6227>
大手半導体関連メーカーからウエハハンドリングシステムの大口受注を獲得。受注金額は約120億円、25年6月期と26年6月期に売上計上予定。
 
■扶桑電通 <7505>
今期経常を33%上方修正、配当も25円増額。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
11(水)
【国内】
《決算発表》
神戸物産、ANYCOLOR、正栄食、テンポスHD、モロゾフ、サムコ、ステムリム、ネオジャパン、ナレルG

【海外】
米8月消費者物価指数(CPI)(21:30)
米10年国債入札

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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