軟調展開か

12日の東京株式市場は反落後、落ち着きどころを探る展開か。
日経平均株価の予想レンジは、4万1500円-4万2000円を想定。(11日終値4万2224円02銭)
米国株はまちまち。ダウ平均が上昇し、S&P500とナスダックが下落した。ダウ平均は32ドル高の39753ドルで取引を終えた。
 
日経平均株価は、きのう11日に大幅続伸し、連日で終値ベースの史上最高値を更新していた反動から、売り先行スタートとなろう。売り一巡後も、週末要因や海の日で3連休となることから、手じまい売りに押される場面も想定される。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=158円台の後半(11日は161円62-64銭)、ユーロ・円が1ユーロ=172円台の半ば(同175円19-23銭)と円高に振れている。輸出関連銘柄には、重しとして意識されそう。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11日の大阪取引所清算値比810円安の4万1560円だった。
 
 
【好材料銘柄】 
 
■タマホーム <1419>
今期経常は7%増で2期ぶり最高益、前期配当を5円増額・今期は5円増配へ。
 
■コージンバイオ <177A> 
麻布大学と「エクソソーム産生量増加のための培地の検討」に係る共同研究契約を締結。
 
■いちご <2337>
3-5月期(1Q)経常は2.5倍増益で着地。また、ドイツの再生可能エネルギー会社であるGIGA.GREENの株式24.39%を取得。43.7億円を出資。
 
■北日本紡績 <3409> 
プライヤーズと防犯防災セキュリティ管理システムの販売で業務提携。
 
■PR TIMES <3922>
3-5月期(1Q)経常は41%増益で着地。
 
■ボードルア <4413> 
3-5月期(1Q)最終は67%増益で着地。
 
■Sansan <4443>
前期経常は10倍増で2期ぶり最高益。また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.16%にあたる20万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月12日から8月31日まで。
 
■日本色材工業研究所 <4920> [東証S]
上期経常を一転38%増益に上方修正、通期も増額。
 
■プライム・ストラテジー <5250> [東証S]
米国で戦略AI「David」に関する特許査定を取得。webコンテンツを自動的に高速表示する制御技術。
 
■日東精工 <5957>
医療用生体内溶解性高純度マグネシウム材料の米国特許を取得。
 
■コジマ <7513>
今期経常を一転7%増益に上方修正。
 
■三光合成 <7888>
今期経常は12%増で3期連続最高益更新へ。
 
■ビーウィズ <9216>
今期経常は26%増で3期ぶり最高益、前期配当を3円増額・今期は24円増配へ。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
12(金)
【国内】
オプションSQ
《決算発表》
ローソン、良品計画、コスモス薬品、マネフォワード、ビックカメラ、竹内製作、クリレスHD、サカタのタネ、IDOM、松竹、三益半、ドトル日レス、QPS研究、マテリアルG、光フード、D&Mカンパニ
 
【海外】
中国6月貿易収支
米6月卸売物価指数(PPI)(21:30)
米7月ミシガン大学消費者態度指数(23:00)
《米決算発表》
シティグループ、ウェルズ・ファーゴ、JPモルガン・チェース、ファスナル、バンクオブニューヨークメロン
 
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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