軟調展開か

2日の東京株式市場は、続落後も軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万6800円-3万7500円を想定(1日終値3万8126円33銭)
米国株は下落。ダウ平均は494ドル安の40347ドルで取引を終えた。
 
日経平均株価は、きのう1日に大幅反落した弱い動きに加え、現地1日の米株価指数が下落したこともあり、売り先行スタートとなろう。
相場の変調も警戒される中では押し目買いは手控えられるだろう。大きく水準を切り下げて始まり、場中は低空飛行が続くと予想する。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=149円台の前半(1日は149円85-87銭)、ユーロ・円が1ユーロ=161円台の前半(同161円86-90銭)で推移。引き続き、円高方向に振れていることから、輸出関連株には重しとなりそう。また、週末を控え、ポジション調整の売りに押される場面も想定される。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所清算値比1105円安の3万6845円だった。

【好材料銘柄】  

■あじかん <2907>
上期経常を一転14%増益に上方修正・最高益更新へ。

■日東紡績 <3110>
今期経常を33%上方修正・最高益予想を上乗せ。

■ゼリア新薬工業 <4559>
4-6月期(1Q)経常は63%増益で着地。

■平河ヒューテック <5821>
4-6月期(1Q)経常は18%増益で着地。

■日本動物高度医療センター <6039> 
4-6月期(1Q)経常は4.5倍増益で着地。

■JVCケンウッド <6632>
4-6月期(1Q)最終は58%増益で着地。

■ミマキエンジニアリング <6638>
上期経常を38%上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額。

■アストマックス <7162>
4-6月期(1Q)経常は13倍増益で着地。

■M&A総研ホールディングス <9552>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.69%にあたる100万株(金額で25億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月2日から9月30日まで。

■コナミグループ <9766>
4-6月期(1Q)最終は43%増益で着地。

【主な経済指標・スケジュール】

 
2(金)
【国内】
7月マネタリーベース(8:50)
《決算発表》
三井住友、任天堂、KDDI、JT、三井不、LINEヤフー、エーザイ、川崎船、ミネベアミツミ、SBI、オムロン、千葉銀、阪急阪神、イビデン、サンリオ、東ソー、住友化

【海外】
米7月雇用統計(21:30)
米6月製造業新規受注(23:00)
《米決算発表》
エクソン・モービル、シェブロン、CBOEグローバル・マケッツ、チャーチ・アンド・ドワイト、パシフィックパワー&ライト

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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