軟調展開か

20日の東京株式市場は、軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万8200円-3万8600円を想定。(19日終値3万8570円76銭)
米国株は奴隷解放記念日により休場。欧州で独DAXと仏CAC40が下落しており、CAC40が0.8%安とやや大きめの下げとなっていることから、これを嫌気した売りに押されると予想する。
 
きのう19日の日経平均株価は、プラス圏で取引を終えたが、一時下げ転換する場面がみられるなど上値は重かった。買い手掛かり材料に乏しいこともあり、積極的な売買は限られるとみられ、弱含みの動きとなりそうだ。
また、きょう20日に東京都知事選挙(7月7日投開票)が告示され、有力候補の公約に関連した銘柄に関心が向かう場面もありそう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=158円前後(19日は157円74-75銭)、ユーロ・円が1ユーロ=169円台の後半(同169円36-40銭)とやや円安方向にある。
 
大阪取引所のナイトセッションで、日経平均先物は19日の清算値比150円安の3万8340円だった。
 
 
 
【好材料銘柄】  

■fonfun <2323>
企業向けクラウド電話システム「CallConnect」を運営する合同会社selfreeの全持ち分を取得し完全子会社化する。

■ヘリオス <4593>
アステラス製薬 <4503> の米国子会社と網膜色素上皮(RPE)細胞の製造方法などに関するライセンス契約を締結。これに伴い、24年12月期第2四半期に一時金300万ドルを売上収益として計上する予定。

■Delta-Fly Pharma <4598>
「DFP-17729」の開発状況を報告。膵臓がん患者の3次以降の治療、TS-1と併用した時の治療、DFP-17729の長期間治療(6週間以上)において効果が認められた。欧州臨床腫瘍学会消化器癌分科会でポスタ発表する予定。

■岡野バルブ製造 <6492>
今期経常を一転8%増益に上方修正、配当も20円増額。

 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
20(木)

【国内】

5年国債入札



【海外】

米1-3月期四半期経常収支(21:30)

米5月住宅着工件数(21:30)

米6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(21:30)

《米決算発表》

アクセンチュア、ジェイビル、ダーデン・レストランツ

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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