軟調展開か

5日の東京株式市場は、反落後も弱含みとなりそう。
日経平均予想レンジは、3万9000円-3万9500円を想定。(4日終値3万9773円14銭)
米国株は下落。ダウ平均は530ドル安の38596ドルで取引を終えた。
 
きのう4日の日経平均株価は反発となったものの、取引終了にかけて上げ幅を縮小する展開となったことや、現地4日の米国株式が下落したこともあり、売り優勢スタートとなろう。
週末要因や、現地5日には米3月雇用統計の発表を控えることから、リスク回避姿勢から模様眺めムードが強まりそうだ。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=151円台の前半(4日は151円68-70銭)、ユーロ・円が1ユーロ=164円前後(同164円67-71銭)と円高方向に振れており、輸出関連銘柄には重しとなりそう。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、4日の大阪取引所清算値比700円安の3万9120円だった。
 
 
【好材料銘柄】 
 
■Kudan <4425> 
東証が5日売買分から信用取引の臨時措置を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
 
■免疫生物研究所 <4570> 
徳島大学と共同で「c-KIT陽性腫瘍特異的抗体断片」に関する国内特許を取得。
 
■オンワードホールディングス <8016> 
今期経常は19%増益、4円増配へ。また、中長期経営ビジョンを改訂。26年度に純利益100億円を目指すほか、配当性向を40%以上(従来は35%以上)に引き上げる。3月既存店売上高は前年同月比2.7%増と増収基調が続いた。
 
■スルガ銀行 <8358> 
前期配当を7円増額修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.11%にあたる600万株(金額で70億円)を上限に自社株買いを実施。4月30日付で3500万株の自社株を消却する。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
5(金)

【国内】

2月家計調査(8:30)

2月景気動向指数(14:00)

《決算発表》

安川電、キユーピー、サカタのタネ、サンエー、トーセイ、WNIウェザー、サーラ、薬王堂HD



【海外】

米3月雇用統計(21:30)

米2月消費者信用残高(4/6 4:00)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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