15日の東京株式は反落後、もみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万8500円-3万8900円を想定。(14日終値3万8807円38銭)
米国株は下落。ダウ平均は137ドル安の38905ドルで取引を終えた。
きのう14日の日経平均株価は、朝安後に上げ転換して取引を終えたが、現地14日の米国株式が下落したこともあり、売り優勢スタートとなりそう。
売り一巡後は、手がかり材料に乏しいなか、週末要因や、来週18-19日に開催される日銀金融政策決定会合を控え、様子見姿勢が強まる場面も想定される。
日銀がマイナス金利政策を解除する可能性が高まっており、上値の重しとして意識されそう。週末を前にリスク回避姿勢の強い地合いが続くだろう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=148円台の前半(14日は147円86-88銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=161円台の前半(同161円69-73銭)と、やや円高方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所清算値比300円安の3万8290円だった。
【好材料銘柄】
■太洋基礎工業 <1758>
今期経常は61%増益、15円増配へ。
■ダイダン <1980>
今期経常を20%上方修正、配当も15円増額。
■ストリーム <3071>
今期経常は3.3倍増益へ。
■Abalance <3856>
上期経常が88%増益で着地・10-12月期も40%増益。
■ブレインズテクノロジー <4075>
上期経常が黒字浮上で着地・11-1月期も黒字浮上。
■免疫生物研究所 <4570>
イタリアの303 Pharma社に遺伝子組み換えカイコで生産した「ヒト型コラーゲンI」のOEM提供を開始。
■レナサイエンス <4889>
ニプロ <8086> と共同開発契約を締結。「慢性透析患者の透析治療時における除水量などの最適値を予測する人工知能(AI)を活用したプログラム医療機器(SaMD)」の事業化に向けて、医療現場で稼働させるためのシステム開発を行う。
■オカモト <5122>
今期配当を25円増額修正。
■アイダエンジニアリング <6118>
発行済み株式数(自社株を除く)の3.59%にあたる230万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月1日から6月30日まで。取得した自社株は7月31日付で全て消却する。
■鎌倉新書 <6184>
今期経常は35%増で2期連続最高益更新へ。また、中期経営計画を策定。27年1月期に営業利益25億円(24年1月期実績は8.1億円)を目指す。
■ジェイ・イー・ティ <6228>
3月31日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。
■アオイ電子 <6832>
発行済み株式数(自社株を除く)の8.33%にあたる100万株(金額で24億4900万円)を上限に、3月15日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
■ダイワ通信 <7116>
今期は初配当10円を実施へ。
■鴻池運輸 <9025>
今期経常を12%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も11円増額。
■笑美面 <9237>
11-1月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
■デリバリーコンサルティング <9240>
今期経常を80%上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
15(金)
【国内】
1月第3次産業活動指数(13:30)
《決算発表》
アスクル、トリケミカル、エイチ・アイエス、ギフトHD、ACCESS、スマレジ、丹青社、モロゾフ、Eインフィニティ、売れるネ
【海外】
米3月ニューヨーク連銀景気指数(21:30)
米2月輸出物価指数(21:30)
米2月輸入物価指数(21:30)
米2月鉱工業生産(22:15)
米3月ミシガン大学消費者態度指数(23:00)
《米決算発表》
ジェイビル
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