26日の東京株式は反落後、軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万5800円-3万6300円を想定。(25日終値3万6236円47銭)
米国株は上昇。ダウ平均は242ドル高の38049ドルで取引を終えた。
きのう25日の日経平均株価は、取引終了にかけ小幅ながら反発。ただ、一時、心理的なフシ目の3万6000円を割り込む場面がみられるなど、不安定な値動きだった。週末要因や決算発表の本格化を控え、手控えムードが広がる場面も想定される。
日経平均株価は3万7000円に接近した後に頭打ち感が出てきており、弱めのスタートが想定される。週末でもあり、利益確定売りが強めに出てくる展開も想定される。ただ、前日同様に押し目は拾われる公算が大きい。場中は強弱感が交錯し、終日方向感が定まらないと予想する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=147円台の半ば(25日は147円67-69銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=160円台の前半(同160円77-81銭)とやや円高方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所清算値比180円安の3万6040円だった。
【好材料銘柄】
■塩水港精糖 <2112>
今期経常を56%上方修正・14期ぶり最高益、配当も4円増額。また、長期保有株主優待制度を新設。毎年3月末時点で1000株以上を3年以上継続保有する株主に対し、現行の自社製品に加え、合計5000円相当の株主優待品を贈呈する。
■WDI <3068>
今期経常を一転32%増益に上方修正、配当も3円増額。
■ペイロール <4489>
MBO(経営陣が参加する買収)による株式の非公開化を目指す。米投資会社TAアソシエイツ傘下のTAアソシエイツジャパン1号がTOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は1株1380円で24日終値を37.5%上回る水準。買い付け期間は1月25日から3月11日まで。
■トーヨーアサノ <5271>
今期配当を15円増額修正。
■白洋舎 <9731>
前期経常を20%上方修正・32期ぶり最高益更新へ。
【主な経済指標・スケジュール】
26(金)
【国内】
1月都区部消費者物価指数(8:30)
12月企業サービス価格指数(8:50)
日銀金融政策決定会合の議事要旨(12/18~12/19)
《決算発表》
信越化、ファナック、日東電、SGHD、日立建、ミスミG、七十七、松井証、第四北越、JCRファーマ、アルゴグラフ、インソース、KOA、アクシーズ
【海外】
米12月個人消費支出・個人所得(22:30)
米12月NAR仮契約住宅販売指数(1/27 0:00)
《米決算発表》
アメリカン・エキスプレス、コルゲート・パルモリブ、ノーフォーク・サザン
【国内】
1月都区部消費者物価指数(8:30)
12月企業サービス価格指数(8:50)
日銀金融政策決定会合の議事要旨(12/18~12/19)
《決算発表》
信越化、ファナック、日東電、SGHD、日立建、ミスミG、七十七、松井証、第四北越、JCRファーマ、アルゴグラフ、インソース、KOA、アクシーズ
【海外】
米12月個人消費支出・個人所得(22:30)
米12月NAR仮契約住宅販売指数(1/27 0:00)
《米決算発表》
アメリカン・エキスプレス、コルゲート・パルモリブ、ノーフォーク・サザン
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
