7日の東京株式市場は、軟調な展開が続くとみられる。
日経平均株価の予想レンジは、3万5800円-3万6200円を想定。(6日終値3万6160円66銭)
米国株は上昇。ダウ平均は141ドル高の38521ドルで取引を終えた。
日経平均はきのう6日、取引終了にかけて軟調に推移していたことから、売り優勢となりそう。
現地6日の米国市場で、NYダウとナスダック総合指数は反発したものの、SOX(フィラデルフィア半導体株)指数は下落していることから、指数寄与度の高い半導体関連株は軟調に推移しそうだ。
前日からはやや水準を切り下げ、3万6000円近辺での一進一退が続くと予想する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=147円台の後半(6日は148円51-53銭)、ユーロ・円が1ユーロ=159円台の前半(同159円68-72銭)と円高方向に振れており、輸出関連銘柄には重しとなりそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所清算値比110円安の3万5970円だった。
【好材料銘柄】
■大本組 <1793>
今期経常を一転94%増益に上方修正、配当も5円増額。
■ニップン <2001>
今期最終を69%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■ローソン <2651>
KDDI <9433> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、非公開化を目指す。TOB価格は1株1万0360円で6日終値を16.2%上回る水準。24年4月頃をメドに買い付けを開始する。
■フレクト <4414>
今期経常を21%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■ツムラ <4540>
今期経常を20%上方修正。
■リプロセル <4978>
腫瘍浸潤リンパ球輸注療法(TIL療法)の新規パイプライン化を進める方針を決定。
■ユシロ化学工業 <5013>
今期経常を30%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も15円増額。
■シグマクシス・ホールディングス <6088>
今期経常を9%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.36%にあたる60万株(金額で6億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月26日から8月31日まで。
■戸上電機製作所 <6643>
今期経常を23%上方修正、配当も15円増額。
■ジーエス・ユアサ コーポレーション <6674>
今期経常を19%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額。
■極東開発工業 <7226>
今期経常を37%上方修正、配当も21円増額。
■ヴィア・ホールディングス <7918>
4-12月期(3Q累計)経常が黒字浮上で着地・10-12月期も黒字浮上。
■横浜丸魚 <8045>
4-12月期(3Q累計)経常は21%増益で着地、今期配当を4円増額修正。また、株主優待制度を拡充。保有株数「500株以上」の区分を追加し、3000円分のクオカードを贈呈する。
■売れるネット広告社 <9235>
運用型広告会社であるグルプスの全株式を取得し子会社化する。取得価額は3.3億円。
■リベロ <9245>
前期経常を81%上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
7(水)
【国内】
12月景気動向指数(14:00)
30年国債入札
《決算発表》
ソフトバンク、テルモ、オリックス、日本製鉄、ユニチャーム、スズキ、NTTデータG、花王、旭化成、協和キリン、AGC、阪急阪神、SBI、三井化学、太陽誘電、カシオ、三井金、DeNA、テレ東HD、レオスキャピタル
【海外】
米12月貿易収支(22:30)
米12月消費者信用残高(2/8 5:00)
米10年国債入札
《米決算発表》
ウォルト・ディズニー、ウーバー・テクノロジーズ、ペイパル・ホールディングス、ゴープロ、21世紀フォックス、ヒルトン・ワールドワイド、CVSヘルス、エマーソン・エレクトリック、ヤム・ブランズ
【国内】
12月景気動向指数(14:00)
30年国債入札
《決算発表》
ソフトバンク、テルモ、オリックス、日本製鉄、ユニチャーム、スズキ、NTTデータG、花王、旭化成、協和キリン、AGC、阪急阪神、SBI、三井化学、太陽誘電、カシオ、三井金、DeNA、テレ東HD、レオスキャピタル
【海外】
米12月貿易収支(22:30)
米12月消費者信用残高(2/8 5:00)
米10年国債入札
《米決算発表》
ウォルト・ディズニー、ウーバー・テクノロジーズ、ペイパル・ホールディングス、ゴープロ、21世紀フォックス、ヒルトン・ワールドワイド、CVSヘルス、エマーソン・エレクトリック、ヤム・ブランズ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
