22日の東京株式市場は、落ち着きどころを探る展開か。
日経平熱株価の予想レンジは、3万2100円-3万2500円を想定。(21日終値3万2571円03銭)
米国株は下落。ダウ平均は370ドル安の34070ドルで取引を終えた。
日経平均株価は、きのう21日に大幅に3日続落した動きや、現地21日の欧米株式が下落したことから、売り先行スタートが見込まれる。
売り一巡後は、直近3日間で960円強の下げとなっていたこともあり、戻りを試す場面もありそう。
ただ、日銀の金融政策決定会合の結果や、取引終了後に予定されている植田和男日銀総裁の会見の内容を確認したいとして、見送りムードが強まりそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=147円台の半ば(21日は148円24-26銭)、ユーロ・円が1ユーロ=157円台の前半(同157円96銭-158円00銭)と円高方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所清算値比380円安の3万2030円だった。
【好材料銘柄】
■クオンタムソリューションズ <2338>
KAYTUS社から総額約13.5億円の米エヌビディア<NVDA>製GPU高性能サーバーの購入(仕入)・販売契約を締結。GPUサーバーの販売先エンドユーザーとの契約締結後、今期売上高予想を修正する見込み。
■木徳神糧 <2700>
今期経常を25%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も20円増額。
■enish <3667>
ゲームプラットフォーム「Roblox」に向けたアクションレースゲーム「ドラえもん のび太のゴーゴーライド!」を開発中。
■フライトホールディングス <3753>
上期経常を一転黒字に上方修正。
■キャピタル・アセット・プランニング <3965>
今期経常を53%上方修正、配当も2円増額。
■セカンドサイトアナリティカ <5028>
10月12日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施する。また、発行済み株式数(自社株を除く)の9.56%にあたる80万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は10月13日から24年10月12日まで。
■SANKYO <6417>
非開示だった上期経常は64%増で14期ぶり最高益、配当も150円増額。また、発行済み株式数(自社株を除く)の17.21%にあたる1000万株(金額で657億3000万円)を上限に、9月22日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
■トラース・オン・プロダクト <6696>
流通小売店舗向けDX製品「店舗の星」に関する特許を取得。
■日本テレビホールディングス <9404>
日本テレビがスタジオジブリの株式を取得し子会社化する。
■英和 <9857>
上期経常を55%上方修正・4期ぶり最高益、通期も増額。
【主な経済指標・スケジュール】
22(金)
【国内】
植田日銀総裁会見
8月全国消費者物価指数(8:30)
【海外】
米9月S&Pグローバル製造業PMI(22:45)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
