18日の東京株式市場は続落後、落ち着きどころを探る展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万1200円-3万1500円を想定。(17日終値3万1626円00銭)
米国株は下落。ダウ平均は290ドル安の34474ドルで取引を終えた。
米国が長期金利動向に神経質となって下落したことから、日本株も売りに押されると予想する。
前日の弱い動きや、現地17日の欧米株式が下落した動きなどもあり、売り優勢スタートとなろう。また、ブルームバーグ通信社は、中国・不動産開発会社の恒大集団が現地17日、NYの連邦破産裁判所に破産法第15条の適用を申請したと報じた。それによる中国の株価動向を確認したいとして、模様眺めムードが広がりそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=145円台の後半(17日は146円22-23銭)、ユーロ・円が1ユーロ=158円台の半ば(同159円08-12銭)と円高方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所清算値比290円安の3万1380円だった。
【好材料銘柄】
■Abalance <3856>
21日に延期していた23年6月期決算発表日を18日に前倒しする。
■ヘッドウォータース <4011>
「Azure OpenAI Service」を独自データ学習させるための生成AI活用プラットフォーム「SyncLect Generative AI」サービスを開始。
■JDSC <4418>
国内最大規模のDM発行代行企業であるメールカスタマーセンターの第三者割当増資を引き受け連結子会社化する。譲受価格は22.1億円。
■T&K TOKA <4636>
ベインキャピタル系の投資ファンドBCJ-73がTOB(株式公開買い付け)を実施し、非公開化を目指す。TOB価格は1株1400円で17日終値を32%上回る水準。24年1月を目途に買い付けを開始する。
■グランディハウス <8999>
発行済み株式数(自社株を除く)の5.9%にあたる180万株(金額で10億2960万円)を上限に、8月18日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
【主な経済指標・スケジュール】
18(金)
【国内】
7月全国消費者物価指数(8:30)
《決算発表》
あいHD、北川精機、環境管理
【海外】
日米韓首脳会談(米・キャンプデービッド)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
