軟調展開か

21日の東京株式市場は、軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万2100円-3万2500円を想定。(20日終値3万2490円52銭)

米国株はまちまち。ダウ平均が上昇した一方、S&P500とナスダックが下落。ダウ平均は163ドル高の35225ドルで取引を終えた。国内でもグロース色の強いハイテク株を敬遠する流れが続くと思われる。

日経平均株価は、きのう20日に大幅反落した弱い動きが継続し、売り優勢スタートとなりそう。

週末のポジション調整売りが警戒されるなか、決算発表の本格化を前に、手控えムードが広がる場面も想定される。

為替相場は、ドル・円が1ドル=140円前後(20日は139円62-63銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=155円台の後半(同156円45-49銭)と円高に傾くなど、まちまち。

シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所清算値比80円安の3万2330円だった。

【好材料銘柄】  

■SFPホールディングス <3198>
発行済み株式数の12.8%にあたる330万株(金額で65億5780万円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施する。公開買い付け期間は7月21日から8月21日まで。買い付け価格は1980円。

■CINC <4378> 
デジタルマーケティングの調査・分析・運用ツール「Keywordmap」でChatGPTを活用したAI見出し案自動生成機能を提供開始。

■そーせいグループ <4565>
スイス・イドルシア社の日本およびアジアパシフィック地域(中国を除く)における医薬事業を買収。

■アルインコ <5933>
上期経常を50%上方修正。

■ニデック <6594>
4-6月期(1Q)最終は55%増益で着地。

■ジャパンインベストメントアドバイザー <7172>
上期経常を4.8倍上方修正、通期も増額。

■エリアクエスト <8912> 
発行済み株式数(自社株を除く)の3.2%にあたる60万7500株(金額で7897万5000円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月1日から24年1月31日まで。

■Genky DrugStores <9267>
前期経常を15%上方修正・2期ぶり最高益更新へ。

 

 

【主な経済指標・スケジュール】

21(金)
【国内】
6月全国消費者物価指数(8:30)
《決算発表》
東製鉄

【海外】
《米決算発表》
アメリカン・エキスプレス

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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