軟調展開か

2日の東京株式市場は、軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万3100円-3万3400円を想定。(1日終値3万3476円58銭)
米国株はまちまち。ダウ平均が上昇し、S&P500とナスダックが下落した。ダウ平均は71ドル高の35630ドルで取引を終えた。米国株はキャタピラーが孤軍奮闘したが全体で見れば弱く、日本株は売りに押されると予想する。

日経平均株価は大幅に続伸した反動や、利益確定売りに押されそうだ。現地1日、格付け会社のフィッチは米外貨建て長期国債の格付けを「AAA」から「AA+」に引き下げ、見通しは「安定的」とした。

為替市場では、ドル・円が1ドル=142円台の後半(1日は142円71-73銭)、ユーロ・円が1ユーロ=157円台の前半(同156円69-73銭)と、NYでの取引水準からは円高方向に振れており、重しとして意識されそう。また、今回の格下げを受け、現地2日の米国株式市場の反応を見たいとして、手控えムードが広がることも想定される。

シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所清算値比210円安の3万3200円だった。

【好材料銘柄】 

■山崎製パン <2212>
今期経常を23%上方修正・7期ぶり最高益、配当も3円増額。

■寿スピリッツ <2222>
4-6月期(1Q)経常は2.4倍増益で着地。また、9月30日現在の株主を対象に1→5の株式分割を実施する。

■アイリッジ <3917> 
NTTアドと協業し、生成AI「ChatGPT」を活用したCXソリューションプログラムにソリューションを提供。

■メルカリ <4385>
前期経常を26%上方修正・最高益予想を上乗せ。

■アイ・アールジャパンホールディングス <6035>
4-6月期(1Q)経常は45%増益で着地。

■JVCケンウッド <6632>
4-6月期(1Q)最終は黒字浮上で着地。

■アイホン <6718>
上期経常を一転2.1倍増益に上方修正・2期ぶり最高益、通期も増額。

■内海造船 <7018> 
4-6月期(1Q)経常は26倍増益・通期計画を超過。

【主な経済指標・スケジュール】

2(水)
【国内】
日銀金融政策決定会合議事要旨(6/15~16開催分)
7月マネタリーベース(8:50)
《決算発表》
エーザイ、TDK、SUBARU、三菱ケミG、イビデン、AGC、川崎船、ヤマハ、TIS、CTC、東電力HD、東武、住友化、京王、サンリオ、メディパル、NOK、ハウス食G、あおぞら、東京精、富士急、AZ-COM丸、五洋建、H2Oリテイル、スカパーJ、NTN、エディオン、サンゲツ、ダイヘン、百五銀、杏林製薬、ジョイ本田、テレ東HD

【海外】
米7月ADP全米雇用リポート(21:15)
《米決算発表》
デュポン、クアルコム、ペイパル

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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