26日の東京株式市場は、軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万2600円-3万3000円を想定。(23日終値3万2781円54銭)
先週末の米国株は下落。ダウ平均は219ドル安の33727ドルで取引を終えた。
日経平均株価は、現地23日の欧米株式が下落した流れを受け、売り優勢となりそう。ただ、前週末23日に大幅続落していたことから、短期的な戻りを期待する買いや、押し目を拾う動きも見込まれ、底堅く推移する場面も想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=143円台の半ば(前週末23日は142円88-90銭)、ユーロ・円が1ユーロ=156円台の半ば(同155円30-34銭)と、円安方向に振れていることから、輸出関連銘柄が見直されることも見込まれる。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同23日の大阪取引所清算値比35円安の3万2635円だった。
【好材料銘柄】
■リプロセル <4978>
米バーナル社と独占代理店契約を締結し、GMPグレードのmRNAおよび脂質ナノ粒子を販売開始。
■クラシコム <7110>
ステイト・オブ・マインドが運営するファッションブランド「foufou」事業を分割承継する新会社の全株式を取得し子会社化する。
■淺沼組 <1852>
発行済み株式数(自社株を除く)の0.31%にあたる5万株(金額で1億6000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月26日から9月30日まで。
■中央ビルト工業 <1971>
中期経営計画を策定。26年3月期経常利益は1.7億円(23年3月期実績は0.9億円)を目指す。
■綿半ホールディングス <3199>
エヌ・ビ-・エル社とキラヤサポニン配合飼料による鳥インフルエンザ感染予防効果の可能性を検討する共同研究を開始。
■ツルハホールディングス <3391>
今期経常は4%増益、前期配当を27円増額・今期は7円増配へ。
【主な経済指標・スケジュール】
26(月)
【国内】
日銀金融政策決定会合の「主な意見」 (6/15~16開催分)
《決算発表》
しまむら、壱番屋、オークワ、瑞光、あさひ
【海外】
独6月Ifo景況感指数(17:00)
米2年国債入札
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
