軟調展開か

13日の東京株式市場は、軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンは、2万7800円-2万8100円を想定。(12日終値2万8082円70銭)

米国株は下落。ダウ平均は38ドル安の33646ドルで取引を終えた。3指数ともプラス圏とマイナス圏を行き来しながら、終盤に値を消す展開だった。

日経平均株価はきのう12日、終値ベースで心理的なフシ目の2万8000円を回復したものの、4連騰していることや、現地12日の米国株式が下落したことから、短期的な利益を確定する売りが先行しそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=133円台の前半(12日は133円83-86銭)と円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=146円台の前半(同146円24-28銭)と小動き。

きのう12日は対ドルでの円安が支えとなっていた面もあり、輸出関連銘柄には重しとなりそう。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所清算値比145円安の2万7945円だった。

【好材料銘柄】 

■シー・ヴイ・エス・ベイエリア <2687>
今期経常は3.1倍増益、4円増配へ。

■トレジャー・ファクトリー <3093>
今期経常は10%増で2期連続最高益、実質増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.86%にあたる20万株(金額で2億円)を上限に自社株買いを実施する。そのほか、中期経営計画を更新し、26年2月期に経常利益36.7億円(23年2月期実績は26.2億円)を目指す。

■アズ企画設計 <3490>
今期経常は44%増で6期ぶり最高益更新へ。

■TSIホールディングス <3608>
前期経常が上振れ着地・今期は43%増益、前期配当を3円増額・今期は5円増配へ。

■FFRIセキュリティ <3692> 
前期経常を一転54%増益に上方修正。

■ケイブ <3760>
6-2月期(3Q累計)経常が赤字縮小で着地・12-2月期は黒字浮上。また、延期していた「東方 Project」のIP許諾を受けた新規ゲームのリリース時期を23年11月22日と発表。

■阿波製紙 <3896>
前期経常を一転20%増益に上方修正。

■エヌ・ピー・シー <6255> 
今期経常を一転8%増益に上方修正。

■広済堂ホールディングス <7868>
前期経常を4%上方修正。

■リベレステ <8887>
今期経常を一転9%増益に上方修正。

【主な経済指標・スケジュール】

13(木)
【国内】
3月マネーストック(8:50)
《決算発表》
ファーストリテイ、東宝、ローソン、良品計画、久光薬、Sansan、TKP、ベルク、ニッケ、大黒天、ウイングアーク、リテールPT、歌舞伎、松屋、AIT、スタジオアリス、ダイト、FIXER、モリト、佐鳥電機、MrMaxHD、ブックオフGH、PRTIMES、イージェイHD、ビーウィズ、メディアドゥ、ラクトJPN、明光ネット、東名、アステナHD、住江織、ウォンテッドリ、ヤマザワ、オオバ、フロイント、カンセキ

【海外】
中国3月貿易収支
米3月生産者物価指数(21:30)
米30年国債入札

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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